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J-GLOBAL ID：201802273485089025   整理番号：18A1778481

長い負のフィードバックループは生物振動子の周期同調性を増強する【JST・京大機械翻訳】

Long negative feedback loop enhances period tunability of biological oscillators

著者 (4件)： Maeda Kazuhiro (Frontier Research Academy for Young Researchers, Kyushu Institute of Technology, 1-1 Sensui-cho, Tobata, Kitakyushu, Fukuoka 804-8550, Japan) ,  Maeda Kazuhiro (Department of Bioscience and Bioinformatics, Kyushu Institute of Technology, 680-4 Kawazu, Iizuka, Fukuoka 820-8502, Japan) ,  Kurata Hiroyuki (Department of Bioscience and Bioinformatics, Kyushu Institute of Technology, 680-4 Kawazu, Iizuka, Fukuoka 820-8502, Japan) ,  Kurata Hiroyuki (Biomedical Informatics R&D Center, Kyushu Institute of Technology, 680-4 Kawazu, Iizuka, Fukuoka 820-8502, Japan)
資料名： Journal of Theoretical Biology  (Journal of Theoretical Biology)
巻： 440  ページ： 21-31  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0288B  ISSN： 0022-5193  CODEN： JTBIA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 振動現象は生物において主要な役割を果たす。細胞周期や心拍のようないくつかの生物学的振動において,周期は振幅の有意な変化なしに調整できる。この特性は,生物学的振動の顕著な特徴の一つである(周期)同調性と呼ばれる。しかし,生物学的発振器がどのように調節可能な振動を生じるかは,ほとんど調べられていない。計算実験を用いてこの問題に取り組んだ。正プラス負帰還発振器は,ヒステリシスに基づく機構を通して可変同調振動を生成することが報告されている。最初に,本研究では,正プラス負帰還発振器が可変同調振動を発生させることを確認した。第二に,可同調性が振動のダイナミックレンジと正に相関することを見出した。第3に,追加の正帰還ループを持たない長い負帰還発振器は可変同調発振を生成できることを示した。最後に,負フィードバックループを長くすることにより,非可変同調合成遺伝子発振器として知られているリプレシレータを可変同調発振器に変換できることを計算的に実証した。本研究は調節可能な遺伝子発振器を設計するための手掛かりを持つ合成生物学者を提供する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 発振器 ,  ヒステリシス ,  計算機シミュレーション ,  温度補償 ,  遺伝子 ,  心拍 ,  同時性 ,  日周期 ,  細胞周期 ,  *振動子 ,  ダイナミックレンジ
準シソーラス用語： 合成遺伝子 ,  *フィードバックループ ,  可変同調 ,  チューナビリティ ,  帰還発振器 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： 抑制剤 ,  システム生物学 ,  合成生物学 ,  フィードバックループ ,  シミュレーション ,  概日リズム ,  温度補償 ,  感度

分類 (1件)： 発振回路  (NC05020Y)

タイトルに関連する用語 (7件)： 負のフィードバック ,  ループ ,  生物 ,  振動子 ,  周期 ,  同調性 ,  増強