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J-GLOBAL ID：201802273850136219   整理番号：18A1858399

メタル化アミノ酸・ペプチドの合成と機能開拓

Metalated Amino Acids and Peptides: A Key Functional Platform for Applications to Controlled Metal Array Fabrication and Supramolecular Catalysts

著者 (14件)： 高谷光 (京大 化研 元素科学国際研究セ) ,  磯崎勝弘 (京大 化研 元素科学国際研究セ) ,  吉田亮太 (京大 化研 元素科学国際研究セ) ,  吉田亮太 (京大 大学院工学研究科) ,  横井友哉 (京大 化研 元素科学国際研究セ) ,  横井友哉 (京大 大学院工学研究科) ,  尾形和樹 (京大 化研 元素科学国際研究セ) ,  尾形和樹 (京大 大学院工学研究科) ,  社納貴文 (京大 化研 元素科学国際研究セ) ,  社納貴文 (京大 大学院工学研究科) ,  安田伸広 (高輝度光科学研究セ) ,  岩本貴寛 (京大 化研 元素科学国際研究セ) ,  岩本貴寛 (JST-CREST) ,  中村正治 (京大 化研 元素科学国際研究セ)
資料名： 有機合成化学協会誌  (Journal of Synthetic Organic Chemistry, Japan)
巻： 76  号： 10  ページ： 1010-1023  発行年： 2018年10月01日 
JST資料番号： F0383A  ISSN： 0037-9980  CODEN： YGKKAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 金属化アミノ酸とペプチドの自己集合は,多配置金属錯体の相乗的相互作用により誘導される前例のない性質を示すと期待される,次元的および階層的に制御された超分子有機金属化合物を構築することを可能にした。種々の機能性遷移金属錯体がそれらのα-側鎖に共有結合的に共役しているいくつかのタイプの金属化アミノ酸を開発した。金属配列単位として金属化アミノ酸を用いて,金属錯体のプログラム化配列をペプチド合成により達成し,多金属化ペプチドを得た。明確な超分子構造を提供するために,金属化アミノ酸とペプチドを自己集合させることにより,高次構造を構築することに成功した。金属化アミノ酸とペプチドの超分子凝集体を,それらの潜在的有用性を探究するために,均一および不均一触媒有機反応の両方に適用した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *アミノ酸 ,  有機金属化合物 ,  *ペプチド ,  *自己集合 ,  遷移金属錯体 ,  ペプチド合成 ,  高次構造 ,  分子集合体 ,  触媒活性 ,  *超分子集合体
準シソーラス用語： アミノ酸類

分類 (2件)： アミノ酸  (CF10070V) ,  分子化合物  (CE02000C)

引用文献 (72件)：

• 1) 小林憲正,生命の起源 宇宙・地球における化学進化,第10章,pp 167-184,講談社 (2013)
• 2) (a) H. Takaya, Briefs in Molecular Science Series, Vol. 26, eds. by Y. Matsuo, M. Higuchi, Y. Negishi, M. Yoshizawa, T. Uemura, H. Takaya, T. Ueno, M. Takeuchi, S. Yoshimoto, Springer, New York, 2013, Chapter 6, p 49
• (b) 高谷光,磯崎勝弘,中村正治,高分子,63, 231 (2014)
• (c) 高谷光,金属と分子集合-最新技術と応用-,松尾豊 監修,シーエムシー出版,第2章,p 25 (2010)
• (d) 高谷光,磯崎勝弘,中村正治,触媒,51,588 (2009)

タイトルに関連する用語 (4件)： メタル化 ,  アミノ酸 ,  ペプチド ,  開拓