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J-GLOBAL ID:201802273851481291   整理番号:18A0356398

樹状細胞上の代謝調節型グルタミン酸受容体4発現を調節することによりクルクミンTh17細胞分化を阻害する【Powered by NICT】

Curcumin inhibiting Th17 cell differentiation by regulating the metabotropic glutamate receptor-4 expression on dendritic cells
著者 (8件):
資料名:
巻: 46  ページ: 80-86  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0026B  ISSN: 1567-5769  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Th17細胞はCD4~+T細胞の新しい系統として分類されて,多数の自己免疫疾患の病因に重要な役割を果たした。III群mGluRsのメンバーである4型代謝型グルタミン酸受容体(mGluR4)は,最近,多くのタイプの免疫細胞で発現していることが分かり,適応免疫を仲介する。クルクミンは強力な抗炎症,抗変異原性および抗発癌特性を示すことが示されている。過去数年の間に,徐々に免疫細胞の活性化を調節することができる多能性免疫調節剤と考えられている。本研究では,Th17細胞に対するクルクミンの有効性と機構を調べた。クルクミンによる処理は,樹状細胞(DC)によるIL-6およびIL-23産生を減少させた。,DCと共培養したCD4~+T細胞の増殖の劇的な減少を示した。さらに,Th17細胞関連サイトカインプロファイル(IL-17AとRORγt)の発現は,クルクミン処置群で劇的に減少した。これらの知見は,クルクミンはTh17細胞の分化と発達を阻害することを示した。に加えて,mGluR4を初めてマウス骨髄由来DC(BMDC)で構成的に発現することを見出した。さらに,mGluR4siRNA BMDCはTh17表現型のT細胞分化のバランスを転倒した。最初に,クルクミンはLPSで活性化したマウスBMDC,Th17細胞分化を阻害する機構に寄与したと思われるにおけるmGluR4発現を増加させることを報告した。得られた知見は,クルクミンはTh17関連自己免疫疾患に対する潜在的な候補であることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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白血球,リンパ球  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  生物学的機能  ,  生体防御と免疫系一般  ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究 
物質索引 (1件):
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