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J-GLOBAL ID：201802274190229421   整理番号：18A1700916

非理想的なイミタンススペクトルに対する緩和時間分布の分析:議論と進歩

Distribution of Relaxation Time Analysis for Non-ideal Immittance Spectrum: Discussion and Progress

著者 (2件)： KOBAYASHI Kiyoshi (National Inst. for Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  SUZUKI Tohru S. (National Inst. for Materials Sci., Ibaraki, JPN)
資料名： Journal of the Physical Society of Japan  (Journal of the Physical Society of Japan)
巻： 87  号： 9  ページ： 094002.1-094002.7  発行年： 2018年09月15日 
JST資料番号： G0509A  ISSN： 0031-9015  CODEN： JUPSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 緩和時間分布(DRT)に関する問題を,数学と計算アルゴリズムの観点から再検討し,議論した。従来型のDRT分析ソフトウェアのアルゴリズムは,DRTが連続緩和時間の連続実関数であると陰的な仮定を含むが,この仮定は自然の原理ではなく,分析には数学の方程式を用いることが必要条件である。従来型のアルゴリズムを使って計算したDRTは緩和時間の連続分布(CDRT)であることに注意した。CDRT仮定のように,DRTは一群の離散値である。一方,緩和時間離散分布(DDRT)が関係するモデルが存在する。このように,CDRTモデルとDDRTモデルの間の基本的な違いはそれらの基本的な仮定に起源がある。現代のコンピュータを使うと,DDRTは非Debye型のスペクトルを分析するとき有用となる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *イミタンス ,  インピーダンス ,  *緩和時間 ,  等価回路 ,  計算機コード ,  アルゴリズム ,  応答関数 ,  時定数 ,  分布 ,  分光分析
準シソーラス用語： アドミタンス ,  スペクトル分析 ,  解析ソフトウェア ,  緩和時間分布 ,  計算アルゴリズム

分類 (1件)： ゆらぎ,ランダム過程,Brown運動,輸送過程の一般的理論  (BA08020B)

引用文献 (46件)：

• D. L. Mosell and R. J. Sheppard, J. Phys. D 6, 36 (1973).
• A. D. Franklin and H. J. de Bruin, Phys. Status Solidi 75, 647 (1983).
• T. Hörlin, Solid State Ionics 67, 85 (1993).
• T. Hörlin, Solid State Ionics 107, 241 (1998).
• H. Schichlein, M. Feuerstein, A. Müller, A. Weber, A. Krügel, and E. Ivers-Tiffée, Proc. 5th Intnl. Symp. Solid Oxide Fuel Cells (SOFC-V), Electrochem. Proc., 1999, Vol. 99-19, p. 1069.

タイトルに関連する用語 (6件)： イミタンス ,  スペクトル ,  緩和 ,  時間分布 ,  分析 ,  議論