文献
J-GLOBAL ID:201802274338435230   整理番号:18A0377084

チオエステル界面活性剤の凝集とpH応答挙動及び水溶液中のジスルフィド結合の形成

Aggregation and pH Responsive Behavior of Thioester Surfactants and Formation of Disulfide Linkages in Aqueous Solutions
著者 (4件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 199-206(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: G0238A  ISSN: 1345-8957  CODEN: JOSOAP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
pH応答性界面活性剤である[C12H25N(CH3)2(CH2)nSCOCH3]Br(C12nSAc,n=4,11,12)を調製し,水溶液中での特性を調べた。蛍光測定及び光散乱法と合わせて誘電率の変化に基づいて,臨界ミセル濃度(cmc)及び臨界ベシクル濃度(cvc)を測定した。C12nSAc(n=11,12)系における光散乱強度の有意な増加は凝集体の成長が,界面活性剤濃度の増加に伴ったかなりの対イオン結合を伴うことを示した。動的光散乱の測定から記録したC1211SAcの直径は約9.6±1.0nmであり,ジドデシルジメチルアンモニウムブロミド(DDAB)ベシクルのものよりわずかに小さかった。チオエステル基はNaOHの添加により容易に加水分解したが,HClの添加ではほとんど加水分解しなかった。誘電率測定及び高性能液体クロマトグラフィーにより,アルカリ加水分解の経時変化を調べた。[C12H25N(CH3)2(CH2)11SS(CH2)11N(CH3)2C12H25]2Br(2C1211SS)は,空気酸化によりC1211SAcアルカリ水溶液中で発生した。C1211SAcアルカリ水溶液は346nmで光散乱が増加して徐々に不透明な青色になり,ベシクルの著しい成長を示した。2C1211SSの化学構造はDDABと同様にジスルフィド結合二重末端界面活性剤の化学構造と一致した。二重末端界面活性剤間のジスルフィド結合は,ベシクルの安定化と成長に寄与する。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
合成洗剤 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
引用文献 (23件):

前のページに戻る