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J-GLOBAL ID：201802274663698458   整理番号：18A1183452

光起電力電池におけるNi:ZnSの光ルミネセンスと応用

Photoluminescence and applications of Ni:ZnS in photovoltaic cells

著者 (4件)： TULASIDAS Vadiraj Kalya (Univ. Mysore, Mysuru, IND) ,  BELAGALI Shiddappa L. (Univ. Mysore, Mysuru, IND) ,  PALAKKANDY Arun (Univ. Delhi, Delhi, IND) ,  KUMAR Kuldeep (Univ. Delhi, Delhi, IND)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 57  号： 5  ページ： 052302.1-052302.5  発行年： 2018年05月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 過去50年の太陽光発電分野において膨大な量の開発がなされてきた。近年,半導体ナノ粒子の使用は,太陽電池の分野における研究に新しい影響と方向を与えた。これは量子ドット(QD)状態の半導体によって示される優れた光電子放出特性に起因する。ZnS QDは,それらの光電子放出特性がニッケルのようなドーパントの添加に対して知覚可能な変化を示す,さらなる興味深い特徴を示した。本研究では,光ルミネセンス(PL),透過型電子顕微鏡(TEM),X線光電子分光法(XPS)を用いて,Ni:ZnS薄膜に関する特性化研究を記述し,さらに,ポリ(3-ヘキシルチオフェン)(P3HT)を用いたハイブリッド太陽電池の吸収層としての性能を報告した。作製したNi:ZnSセルは,0.25±0.05%の変換効率,560mVのV_OC,および0.11mA/cm²のJ_SCを示した。絶対変換効率は低い(わずか0.25%)が,ニッケルの添加は非ドープZnSと比較して100倍効率を改善することが分かった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *太陽電池 ,  *硫化亜鉛 ,  *ニッケル ,  *ドーピング ,  *光ルミネセンス ,  太陽光発電 ,  *ナノ粒子 ,  量子ドット ,  光電子放出 ,  透過型電子顕微鏡 ,  X線光電子分光法 ,  エネルギー変換効率 ,  電圧 ,  短絡電流
準シソーラス用語： ZnS ,  開放端電圧 ,  *半導体ナノ粒子

分類 (2件)： 太陽電池  (NC03084O) ,  半導体のルミネセンス  (BM08092S)

物質索引 (1件)： 3-ヘキシルチオフェン

引用文献 (22件)：

• T. M. Bruton, Sol. Energy Mater. Sol. Cells 72, 3 (2002).
• J. Lim, D. Lee, M. Park, J. Song, S. Lee, and M. S. Kang, J. Phys. Chem. C 118, 3942 (2014).
• T. A. Kareem and A. A. Kaliani, J. Nano-Electron. Phys. 7, 02026 (2015).
• W. Chen, Y. Chen, F. Li, L. Chen, K. Yuan, K. Yao, and P. Wang, Sol. Energy Mater. Sol. Cells 96, 266 (2012).
• M. S. de la Fuente, R. S. Sánchez, V. González-Pedro, P. P. Boix, S. G. Mhaisalkar, M. E. Rincón, J. Bisquert, and I. Mora-Seró, J. Phys. Chem. Lett. 4, 1519 (2013).

タイトルに関連する用語 (5件)： 光起電力電池 ,  Ni ,  ZnS ,  光ルミネセンス ,  応用