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J-GLOBAL ID:201802275005678704   整理番号:18A0066462

ニッケル(II)ピロコルフィン:高度に還元されたポルフィリン錯体における増強された結合能【Powered by NICT】

Nickel (II) pyrrocorphin: Enhanced binding ability in a highly reduced porphyrin complex
著者 (10件):
資料名:
巻: 178  ページ: 115-124  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0908A  ISSN: 0162-0134  CODEN: JIBID  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Pyrrocorphinは高度に還元されたhexahydroporphyrinコアを有する空気に敏感なポルフィリノイドである。とは対照的に,5,10,15,20-テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ポルフィリンへのアゾメチンイリドの逐次1,3 ジポラル環状付加反応で得られたピロリジン縮合ピロコルフィン(Pyr)が空気に敏感な。それらの金属錯体の物理化学的性質に及ぼす高度に還元されたポルフィリン環の効果を明らかにするために,著者らは反磁性(S=0)Ni(II)錯体Ni(II)(Pyr)を調製した。Ni(II)(Pyr)のトルエン溶液に過剰のピリジン(Py)の添加は五配位Ni(II)(Pyr)(Py),完全に六配位常磁性(S=1)Ni(II)(Pyr)(Py)2に変換されたが得られた。後者はUV-Vis,~1H NMR,CV,SQUID,及びX線結晶学並びにDFT計算によって特性化した。Hergesと共同研究者(R.Hergesら,Inorg.Chem.2015)によって報告されたポルフィリン(Por),クロリン(Chl),およびイソバクテリオクロリン(Iso)の類似錯体と比較して,Ni(II)(Pyr)(Py)2は,より長い赤道NiNと短い軸NiN結合を有する。CV研究は,ポルフィリン環進行の低減,さらにUV-VisおよびDFT計算によって確認されているとしてHOMO-LUMOギャップの大きな減少を示した。~1H NMRとUV-Visを用いた滴定研究はNi(II)(Pyr)へのピリジンの最初の結合定数はNi(II)(Iso)のそれより4倍大きい約ことを示し,Ni(II)(Por)のそれと同じ大きさの230倍を。はNi(II)ポルフィリノイドへのピリジンの結合定数は次の順で増加すると結論した:Por<Chl<Iso<Pyr。Ni(II)(Pyr)中のピリジン結合の高親和性は構造的及び熱力学的観点の両方から検討した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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八員環以上の複素環化合物  ,  コバルトとニッケルの錯体  ,  酸化,還元 
タイトルに関連する用語 (4件):
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