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J-GLOBAL ID:201802275067412393   整理番号:18A0256872

低用量チザニジンの副作用の低減しながらケトロラックまたはナプロキセンの抗侵害受容性および抗炎症作用を相乗作用する【Powered by NICT】

Low doses of tizanidine synergize the anti-nociceptive and anti-inflammatory effects of ketorolac or naproxen while reducing of side effects
著者 (9件):
資料名:
巻: 805  ページ: 51-57  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0841A  ISSN: 0014-2999  CODEN: EJPHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,α2-アドレナリン受容体作動薬,チザニジンはラットにおける胃損傷と自発活動の低発生率とナプロキセンとケトロラックの抗炎症と抗侵害受容効果を増加させることができるかどうかを決定することであった。抗炎症作用は,カラゲニン試験で測定した結果,チザニジン(ED_40=0.94±0.2mg/kg),ナプロキセン(ED_40=3.18±0.4mg/kg),およびケトロラック(ED_40=16.4±1.9mg/kg)の経口投与は,炎症に対する用量依存的効果を示した。抗侵害受容作用をホルマリンテストで測定した結果,チザニジン(ED_40=0.39±0.06mg/kg,p.o.),ナプロキセン(ED_40=33.9±3.9mg/kg,p.o.)またはケトロラック(ED_40=6.49±1mg/kg,p.o.)の投与は用量依存的抗侵害受容効果を示した。チザニジン/ナプロキセンとチザニジン/ケトロラックの組合せの効果を1:1の割合でそのED_40を考慮して決定した。さらに,チザニジン/ナプロキセンとチザニジン/ケトロラックの組合せは抗炎症と抗侵害受容効果を示した。チザニジン/ケトロラック併用はチザニジン/ナプロキセンよりも強力であったことから,炎症(相互作用指数=0.03チザニジン/ケトロラックと0.07チザニジン/ナプロキセン)および侵害受容(相互作用指数=0.005チザニジン/ケトロラックと0.01チザニジン/ナプロキセン)プロセスの両方であった。いずれの場合も,チザニジンはナプロキセンとケトロラック消化管忍容性を50%改善した。,ナプロキセンまたはケトロラックとチザニジンの併用投与は,個々のチザニジン投与と同様に自発的活性を修飾しなかった。チザニジンはナプロキセンまたはケトロラックの抗炎症と抗侵害受容効果を増加させ,胃忍容性において増加することを考慮して,チザニジンは炎症ととう痛の臨床治療における治療上の利点を提供することができた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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消炎薬の基礎研究  ,  たんでき性鎮痛薬・麻薬の基礎研究  ,  生理活性ペプチド 

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