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J-GLOBAL ID：201802275244310676   整理番号：18A2176188

数式のない土木の数値解析セミナー 第24回(最終回)RC構造の統合解析と仮説検証のサイクル

著者 (1件)： 前川宏一 (横浜国大 都市イノベーション研究院・先端科学高等院)
資料名： 土木学会誌  (Civil Engineering)
巻： 103  号： 12  ページ： 46-49  発行年： 2018年12月15日 
JST資料番号： F0027A  ISSN： 0021-468X  CODEN： DOGAA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・鉄筋コンクリート構造をミクロとメソ,マクロそれぞれのスケールの中で捉え,構成物質の物理化学反応,移動・平衡,相変化,静的・動的挙動などを説明。
・これら複数の材料の物理化学事象の相互作用と因果関係から生まれる多様な相関関係を仮説検証サイクルや帰納演繹サイクルで統合して解析する数値解析の効用を概説。
・コンクリートの微小亀裂内のゲル(間隙物質)流動とメートルスケール構造物の土砂化・ASR・腐食・凍結融解などの強相関性を数値解析対象事例として図示し概説。
・長大PC橋梁の長中期耐久性予測,地中カルバートの長期遅れ剪断破壊リスク評価,鉄筋腐食が進む構造物の耐震性評価,構造部材の性能照査など統合解析の活用例も紹介。

シソーラス用語： 鉄筋コンクリート ,  *鉄筋コンクリート構造 ,  コンクリート構造物 ,  構造解析 ,  *数値解析 ,  耐久性 ,  化学反応 ,  微細構造 ,  微視力学 ,  内部亀裂 ,  仮説検定 ,  *材料力学 ,  土木構造物
準シソーラス用語： *統合解析

分類 (2件)： コンクリート構造  (RA04030A) ,  その他の材料  (HC03050L)

引用文献 (5件)：

• Maekawa, K., Ishida, T. and Kishi, T.: Multi-scale Modeling of Structural Concrete, Taylor & Francis, 2008.
• Maekawa, K.: Hygro-mechanoics based design and performance assessment of structural concrete (invited keynote), 5th International fib Congress, Melbourne, 2018.
• Gong, F., Takahashi, Y. and Maekawa, K.: Strong coupling of freeze-thaw cycles and alkali silica reaction - Multi-scale poro-mechanical approach to concrete damages, Journal of Advanced Concrete Technology, 15(7), 346-367, 2017.
• 前川宏一:間隙水の動態から見るコンクリート構造工学と地盤力学、地盤工学会誌、61巻、11/12号、2013
• Fathalla, E., Tanaka, Y., Maekawa, K. and Sakurai, A.: Quantitative deterioration assessment of road bridge decks based on site inspected cracks, Applied Sciences, 8 (7), 1197, 2018.

タイトルに関連する用語 (8件)： 数式 ,  土木 ,  数値解析 ,  セミナー ,  RC構造 ,  統合解析 ,  仮説検証 ,  サイクル