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J-GLOBAL ID:201802275419349901   整理番号:18A1365289

南海沈み込み縁辺における海底模擬反射体の分布と深度

Distribution and depth of bottom-simulating refectors in the Nankai subduction margin
著者 (4件):
資料名:
巻: 70  号: Apr  ページ: 70:60 (WEB ONLY)  発行年: 2018年04月 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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海底熱流量は,南海沈み込み縁辺において非常に変化に富むことが観察されている。本研究では,南海沈み込み縁辺における起伏のある海底の海底熱流量における局所異常の研究を提示した。筆者らは,メタンハイドレート安定域の下部境界をマーキングする海底模擬反射体(BSRs)からの熱流量を推定し,二次元熱モデリングにより熱流量に対する地形効果を評価した。BSRsを用いて,低温および高圧条件下でのメタンハイドレートの既知の安定性特性に基づいて,熱流量を推定した。最初に,筆者らは南海沈み込み縁辺におけるBSRsの分布と海底下の深さの広範な地図を作成した。筆者らは,BSRsが,以前には存在しないと考えられていた付加プリズムの先端と沖合の東海地域のトラフの谷に存在することを示した。次に,筆者らはBSR由来の熱流量を計算し,関連誤差を評価した。筆者らは,BSR由来の熱流量の全不確実性は,P波速度の許容範囲を考慮すると,25%以内でなければならず,それは,地震画像のBSR位置の時間から深さへの変換に影響し,結果としての地熱勾配,および熱抵抗に影響すると結論した。最後に,観測したBSR深さでの温度を同じ深さで計算した温度と比較することにより,二次元熱構造をモデル化した。熱モデリングによると,起伏のある海底におけるBSRの深さの大部分の局所的変動は地形効果によって説明できることが明らかになった。地形効果によって説明できない地域は,主に移流性の流体流,地域の急速な堆積,または浸食に起因するものとできる。熱流量データの空間分布は,沈み込み帯モデリングの数値研究のための不可欠な基礎データを提供し,沈み込むプレートの縁辺平行年代依存性を評価する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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地球熱学,火山物理学  ,  その他の探査 
タイトルに関連する用語 (5件):
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