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J-GLOBAL ID：201802275643443661   整理番号：18A1893725

パラジウムイオンの配位吸着剤と触媒担体としての二重特徴を持つテオフィリン含有ミクロスフェア【JST・京大機械翻訳】

Theophylline-bearing microspheres with dual features as a coordinative adsorbent and catalytic support for palladium ions

著者 (4件)： Kaikake Katsuya (Department of Material and Life Chemistry, Faculty of Engineering, Kanagawa University, 3-27-1, Rokkakubashi, Kanagawa-ku, Yokohama, 221-8686, Japan. [e-mail] [e-mail]) ,  Takada Masafumi ,  Soma Daiki ,  Jin Ren-Hua
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 8  号： 60  ページ： 34505-34513  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： -CH_2Cl活性部位を有するサブ5μmサイズ範囲(ミクロゲル)におけるポリスチレンミクロスフェアを,4-クロロメチルスチレン,ジビニルベンゼンおよびメトキシポリエチレングリコールアクリラートの分散重合により合成した。次に,テオフィリン残留物を,μ-T2のキレート型ミクロスフェアを調製するために,-CH_2Cl基中の塩化物の置換により,ポリスチレン微小球上に導入した。ミクロスフェアは,共連続構造,単分散粒子サイズ,および優れた溶媒と水濡れ性を有することがわかった。テオフィリン残留物を有するμ-T2ミクロスフェアを用いて,個々および混合条件下での酸性塩化物媒体からのパラジウム(II),銅(II)および白金(IV)の吸着を含む吸着実験を行い,μ-T2ミクロスフェアが銅(II)および白金(IV)上でパラジウム(II)に対して優れた吸着選択性を示すことを見出した。また,チオ尿素またはアンモニア溶液がミクロスフェアからのパラジウムイオンの脱着に最も効果的であることが明らかになった。4つの吸着-脱着サイクルで使用されているにもかかわらず,μ-T2ミクロスフェアは,85%以上の吸着で,パラジウムイオンを強く吸着することができた。さらに,μ-T2ミクロスフェアは非常に希薄なパラジウム溶液(1.0ppm以下)でもパラジウム捕捉能を示した。興味あることに,μ-T2ミクロスフェア吸着パラジウムイオンは,ブロモベンゼンとフェニルボロン酸のSuzuki-Miyauraカップリング反応において優れた触媒活性を示し,水中,50°C,1時間以内の条件下で100%のビフェニルを生成した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ミクロゲル ,  Suzuki反応 ,  *吸着剤 ,  活性部位 ,  ポリスチレン ,  *吸着 ,  脱着 ,  粒度 ,  *触媒担体 ,  触媒活性 ,  *パラジウム ,  媒質 ,  アンモニア ,  *ミクロスフェア
準シソーラス用語： 単分散 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 吸着,イオン交換  (XD02060I) ,  吸着剤  (YB03000W) ,  高分子担体・触媒反応  (CG03030W) ,  高分子固体のその他の性質  (CG02025L)

タイトルに関連する用語 (5件)： パラジウムイオン ,  吸着剤 ,  触媒担体 ,  テオフィリン ,  ミクロスフェア