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J-GLOBAL ID:201802275787636379   整理番号:18A2141265

水稲新品種「あきだわら」における生育と品質の特性および多収に寄与する要因

Characteristics of growth and quality, and factors contributing to high yield in newly developed rice variety ‘Akidawara’
著者 (5件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 186-192 (WEB ONLY)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0809A  ISSN: 1349-1008  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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水稲新品種「あきだわら」(AKI)は,多収と良食味の形質を組み合わせており,その栽培が広がると期待されている。生育と品質の特性を調べ,「日本晴」(NIP)との比較によって,AKIにおける多収に寄与する要因について検討した。AKIの子実収量は,標準と多肥条件下で,703g/m2(NIPより9%増)と781g/m2(NIPより14%増)であった。また,シンク能の増大は,小穂数の顕著な増加に起因するAKIの多収に対する重要な寄与要因であり,多収品種対立遺伝子の移入による可能性が示唆された。さらに,AKIは,より大きなシンク能にもかかわらず,同程度のシンク充填率を達成した。この点において,成熟期における穂乾物量の増加(ΔP)は,茎葉乾物重の増加における差異が品種間で観察されなかったという事実にもかかわらず,NIPよりもAKIで有意に高かった。AKIのより大きなΔPは,そのより大きなシンク能に由来する可能性があり,品種間差異は非構造性炭水化物の転流と関連する。子実品質では,完全米比率の減少はごくわずかで,AKIの収量14%増に対するトレードオフは小さいと考えられ,子実蛋白質含量は同じ収量レベルのAKIにおいて増加の程度がより少なかった。これらの結果は,AKIにおいて,700g/m2以上の多収が相対的に高い子実品質と低い蛋白質含量で達成できることを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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稲作  ,  作物の品種 
タイトルに関連する用語 (5件):
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