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J-GLOBAL ID:201802276129067228   整理番号:18A0133919

両親媒性亜鉛光合成アンテナ複合体における人工エネルギー受容体として機能する誘導体をバクテリオクロロフィル緑色硫黄光合成細菌Chlorobaculum limnaeumのクロロソーム【Powered by NICT】

Amphiphilic zinc bacteriochlorophyll a derivatives that function as artificial energy acceptors in photosynthetic antenna complexes chlorosomes of the green sulfur photosynthetic bacterium Chlorobaculum limnaeum
著者 (5件):
資料名:
巻: 353  ページ: 612-617  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0721B  ISSN: 1010-6030  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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緑色光合成細菌は,クロロゾームと呼ばれる集光性複合体をextramembranousた。クロロソーム内のバクテリオクロロフィル(BChl)自己凝集体によって捕捉された光エネルギーはクロロソーム表面上のベースプレートと呼ばれるBChlaペプチド複合体に伝達される。両親媒性Zn BChla誘導体と緑色硫黄光合成細菌Chlorobaculum limnaeumからのクロロソームにおけるベースプレート複合体を置換した。,ポリエチレングリコール(PEG)600,PEG400およびジエチレングリコールでエステル化したZn BChla誘導体1 3はベースプレートないクロロソームとハイブリダイゼーションすることに成功した。ハイブリッドクロロソームにおけるこれらの誘導体は460nmでのBChle自己凝集体の支配的な励起によって放出され,クロロソーム内部のBChl e凝集体から励起エネルギーを受け入れることができることを示した。Zn BChlは励起エネルギー移動による787nmで放出された誘導体1および2を示した。対照的に,ジエチレングリコール,短い親水性鎖を持つエステル3からの蛍光を785および820nm付近に広がった。広い発光バンドは少なくとも二つの帯域から構成されると考えられ,これは単量体および凝集型に起因していた。これらの結果は,PEG600およびPEG400は,クロロソームの膜領域における分散のためのZn BChla誘導体への適切な両親媒性を提供することを示した。本研究では,合成分子と天然光合成系のハイブリダイゼーションによるクロロソームにおけるエネルギー移動機構の解明のみならず人工光機能性超分子錯体の開発にも役立つであろう。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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光化学一般  ,  八員環以上の複素環化合物 
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