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J-GLOBAL ID:201802276225097273   整理番号:18A1881123

インドネシア・ジャワ島の持続可能な森林保全をめざす 非木材林産物のサトウヤシ砂糖の生産工程調査と日本での商品化の試み

Research on the production process of the palm sugar of Arenga pinnata as a non-timber forest product for sustainable forest conservation in Java, Indonesia, and a trial for its commercialization in Japan.
著者 (4件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 2-17  発行年: 2018年10月02日 
JST資料番号: L0807A  ISSN: 0286-438X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,持続可能な森林保全のために重要な非木材林産物(NTFP)としてインドネシアから日本へのArenga pinnataのヤシ糖の輸入に関して,地域生産プロセスの品質管理における状況,生産者に対する収入改善効果,および日本における商業化の可能性について調査した。ジャワ島のバンテン州および西ジャワ州において,伝統的な道具類と加熱殺菌処理を使用し,また塵埃や昆虫が砂糖に入るのを防ぐための対策を講じた場合,世帯当たりの生産者の収入は10000~30000円/月相当となることが判明した。加工業者への面接調査で把握された現地の卸売価格を考慮して,日本での販売価格はキログラム当たり約2000円と決定した。本研究に加えて,日本におけるこの糖の需要を増加させるための新しいビジネスモデルをセミナーの開催によって調査した。個人経営の菓子屋における高価な希少糖として製品を市場に出すというモデルが効を奏すると結論付けられた。女子大学生61名で実施された味覚試験によれば,サトウヤシ砂糖は甘味と酸味では褐色甘藷糖より弱いが,スモーキーかつ黒蜂蜜風味が強い。日本市場での流通を促進する為には,この独特の味と香味を活用し;混入物,特に灰粒子を減らし,かつ取り除く方法を確立し;また,NTFPの有意性に関して消費者の認識を高める必要がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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樹皮,その他の林産物  ,  砂糖  ,  環境問題 
引用文献 (40件):
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