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J-GLOBAL ID：201802276450176305   整理番号：18A0732140

視点に応じて異なるQRコードを提示可能な立体物の製作

著者 (5件)： 田村隆宗 (東京理大) ,  石川知一 (東京理大) ,  亀田裕介 (東京理大) ,  松田一朗 (東京理大) ,  伊東晋 (東京理大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 484(IE2017 116-158)  ページ： 219-222  発行年： 2018年03月01日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： カメラの視点を変更することにより,自身のシルエットが3通りの異なるQRコードとして認識されるような立体構造物を,計算機を利用して造形する手法について述べる。まず,オブジェクトの形状をボクセルモデルで記述し,立方体の3面に割り付けられたQRコードの白色小領域(モジュール)がシルエットの背景に対応するように不要なボクセルを削除する。さらに,カメラの光学中心から見て手前のボクセルが背景領域を隠蔽してしまうことを避けるため,モデル全体に透視投影に基づいた幾何変換を施した。3Dプリンタで実際に生成された立体物は,スマートフォン内蔵のカメラとQRコードリーダによって認識可能であることを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： 位置 ,  立体構造 ,  ボクセル ,  透視図法 ,  画像変換 ,  数学的変換 ,  スマートフォン ,  ビデオカメラ ,  読取装置 ,  信号処理 ,  速度センサ ,  速度測定 ,  *加速度 ,  *パターン認識 ,  *多面体 ,  モデル ,  QRコード ,  加速度センサ ,  形状モデル ,  幾何学変換 ,  六面体
準シソーラス用語： 幾何変換 ,  視点 ,  時空間適応処理 ,  透視投影 ,  立方体

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (6件)：

• ISO/IEC 18004, “Information technology automatic identification and data capture techniques Bar code symbology QR Code,” June 2000.
• 小野智司, 中山 茂, “ユーザシステム協調型進化計算を用いた2次元コード装飾,” 情処学論数理モデル化と応用, vol.5, no.3, pp.14-25, Sept.2012.
• H.-K. Chu, C.-S. Chang, R.-R. Lee, and N. J. Mitra, “Halftone QR codes,” ACM Trans. on Graphics, vol.32, no.6, pp.217:1-217:8, Nov. 2013.
• D. Gladstein, R. Kakarala, and Z. Baharav, “3D barcodes: theoretical aspects and practical implementation,” Proc. SPIE 9405, Image Processing: Machine Vision Applications VIII, pp.94050N.1-94050N.11, Feb. 2015.
• T. Tamura, T. Ishikawa, Y. Kameda, I. Matsuda, and S. Itoh, “Generation of a 3D object exhibiting multiple QR codes in its silhouette,”, Proc. of 2016 International Workshop on Smart Info-Media Systems in Asia (SISA 2016), no.SS3-7, pp.201-203, Sept. 2016.

タイトルに関連する用語 (4件)： 視点 ,  QRコード ,  立体物 ,  製作