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J-GLOBAL ID：201802276583610567   整理番号：18A2223528

幌延深地層研究施設におけるVR地質モデルの構築 地質観察データの整理手法の開発

Virtual Reality Geological Modeling for the Horonobe Underground Research Laboratory: Development of Geological Data Management System

著者 (4件)： 名合牧人 (大成建設) ,  佐藤康弘 (大成建設) ,  本島貴之 (大成建設) ,  萩原健司 (大成建設)
資料名： 大成建設技術センター報(CD-ROM)  (Report of Taise Technology Center (CD-ROM))
号： 51  ページ： ROMBUNNO.46  発行年： 2018年12月01日 
JST資料番号： G0744B  ISSN： 1348-3366  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地下空間という簡単には目視確認できない媒体に対し,地質情報の収集,分析,および議論に向けた可視化を試みる場合,建設業を含めて現在技術開発が進められている仮想現実(Virtual Reality,以下VR)やCIM(Construction Information Modeling)技術が有用であると考えられる。そこで,地下施設建設時に取得された切羽での地質観察情報,写真,および切羽の3次元形状等の地質情報を三次元の仮想現実空間上にモデル化し,モデル空間上における任意箇所での各種情報の閲覧が可能なVRモデルを構築した。VRモデルの適用により,プロジェクト関係者の地質情報への同時アクセスが可能となり円滑な意思疎通が図られること,また,支保で覆われた地質の情報に施工後もアクセスが可能となることなど,視覚的に明確な議論の材料を提供することができた。(著者抄録)

シソーラス用語： *バーチャルリアリティ ,  切羽 ,  *地質 ,  研究施設 ,  *モデリング ,  可視化 ,  立坑 ,  *レーザスキャナ ,  三次元 ,  高レベル廃棄物 ,  放射性廃棄物処分施設 ,  データ ,  情報共有
準シソーラス用語： 幌延深地層研究施設 ,  CIM ,  点群データ

分類 (2件)： 建設管理  (RA01096R) ,  さく孔,ボーリング工法  (RA07070N)

引用文献 (8件)：

• Yabuki, N.: Research and Applications of VR/AR in Civil and Construction Engineering, Journal of the Society of Instrument and Control Engineers, 55(6), 483-488, 2016.
• 佐藤康弘, 大黒雅之, 長瀧慶明, 森川泰成: 最先端VR(バーチャルリアリティ)システム「Hybridvision」の開発- システム概要と適用事例-, 大成建設技術センター報第42号, 53, 2009.
• 日本原子力研究開発機構幌延深地層研究センター: 幌延深地層研究計画平成25年度調査研究成果報告, 2013.
• 日本原子力研究開発機構幌延深地層研究センター: 幌延深地層研究計画における坑道掘削(地下施設建設)時の調査研究段階(第2段階:深度350mまで)研究成果報告書, JAEA-Research-2016-025, 2017.
• 森岡宏之, 山崎雅直, 松井裕哉, 尾留川剛, 山口雄大: 幌延深地層研究計画における地下施設の支保設計(実施設計), JAEA-Research 2008-009, 2008.

タイトルに関連する用語 (12件)： 幌延 ,  地層 ,  研究 ,  施設 ,  VR ,  地質モデル ,  構築 ,  地質 ,  観察 ,  整理 ,  手法 ,  開発