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J-GLOBAL ID：201802277013448954   整理番号：18A0399625

放任受粉イチゴ種子における同系交配と異系交配に対する昆虫花粉媒介者の効果【Powered by NICT】

Effect of insect pollinator on inbreeding versus outbreeding in open pollinated strawberry seeds

著者 (5件)： Yanagi Tomohiro (Faculty of Agriculture, Kagawa University, Miki-cho, Kita-gun, Kagawa, Japan) ,  Miura Hiroto (Faculty of Agriculture, Kagawa University, Miki-cho, Kita-gun, Kagawa, Japan) ,  Isobe Sachiko (Kazusa DNA Research Institute, Kazusa-Kamatari, Kisarazu, Chiba, Japan) ,  Okuda Nobuyuki (Faculty of Agriculture, Kagawa University, Miki-cho, Kita-gun, Kagawa, Japan) ,  Yoshida Yuichi (Faculty of Agriculture, Okayama University, Okayama, Okayama, Japan)
資料名： Scientia Horticulturae  (Scientia Horticulturae)
巻： 215  ページ： 112-116  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1940A  ISSN： 0304-4238  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 日本では,ミツバチ,マルハナバチ,ハエは通常形状の果実を生産するためのイチゴ生産に使用されている。これらの昆虫はイチゴ花の同系交配または異系交配を決定する可能性がある。PCRはF3H CAPS(開裂増幅多型DNAマーカーを用いて行った場合イチゴ品種「Shizutakara」の全ゲノムDNAは,DNA断片の増幅を示さなかった。しかし,他の通常のイチゴ栽培品種における,DNA断片の増幅がF3Hを用いたPCRで観察された。このように,他の栽培品種と単一種の昆虫を用いた「Shizutakara」の1つのプラントを成長させる,「Shizutakara’果実を収穫し,種子のDNA解析を行う種子は同系交配または異系交配から生じたかどうかを示すことができ,DNAフラグメントは非近交系からではなく近交系種子から特異的に増幅された。これに基づいて,これら三種類の花粉媒介者間の受粉モードの違いを分析した。DNA解析はDNA断片を温室でフライ受粉により得られた種子では検出できないことを示した。ハエは同系交配を促進するようであった。ミツバチとマルハナバチのために,増幅DNA断片が検出された。ミツバチとマルハナバチによる受粉の種子は非近交系起源であるように見えた。これらの結果から,昆虫花粉媒介者間の受粉モードの違いを同定した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 品種 ,  ミツバチ ,  *同系交配 ,  *昆虫類 ,  *受粉 ,  日本 ,  *異系交配 ,  栽培品種 ,  DNAマーカー
準シソーラス用語： 近交系 ,  DNAフラグメント ,  DNA解析 ,  ゲノムDNA ,  マルハナバチ ,  *ポリネーター , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (9件)： マルハナバチ ,  CAPSマーカー ,  DNA解析 ,  フライ ,  Fragaria×ananassa ,  ミツバチ ,  近親交配 ,  異系交配 ,  イチゴ

分類 (3件)： 遺伝子の構造と化学  (EC02020U) ,  果樹  (FC03042G) ,  植物の生化学  (EH01050J)

タイトルに関連する用語 (6件)： イチゴ ,  種子 ,  同系交配 ,  異系交配 ,  昆虫 ,  花粉媒介者