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J-GLOBAL ID：201802277050219846   整理番号：18A0355516

Chenopodium album(アカザ属)の窒素応答に及ぼす時間的にバイアスされたかん水の影響【Powered by NICT】

Effects of temporally biased watering on the nitrogen response of Chenopodium album

著者 (2件)： Kinugasa Toshihiko (Faculty of Agriculture, Tottori University, 4-101 Koyama-Minami, Tottori 680-8553, Japan) ,  Hozumi Yumi (Faculty of Agriculture, Tottori University, 4-101 Koyama-Minami, Tottori 680-8553, Japan)
資料名： Acta Oecologica  (Acta Oecologica)
巻： 82  ページ： 61-68  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1941A  ISSN： 1146-609X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： N沈着増加への植物成長応答は,年間降水量の増加により促進されるが,そのような刺激は常に見出されていない。植物N応答に及ぼす降水の影響は時間的にバイアスされた降水量と変化させることができるという仮説を立てた:大規模プラントでは,水制限を受けやすいので析出は後期成長期の低いとき植物N応答は抑制される。実験期間中の総供給潅水量を維持しながら三散水パターンと高及び低N施肥レベル下のChenopodium album(アカザ属)を成長させた:一定給水,最初のピリオドにおける少潅水と後期における高散水,と第一期における高散水と後期における少潅水。散水パターンは低N条件下での植物乾燥重量に影響しなかった。高N条件下での植物乾燥重量は最初の期間における少潅水まで減少したが,減少は光合成の刺激による高潅水期における完全に補償した。高窒素条件下において高い潅水後低散水は,植物成長を抑制しなかったが,部分的に葉萎れは実験期間の終わりに観察された。最後に,実験の終了時に,Nに対する植物乾燥質量の応答は散水パターン間で異ならなかった。をN沈着の増加に対する植物の応答は,時間的にバイアスされた析出の影響を受け,水欠乏による成長阻害を補償または軽減する降水量バイアスの大規模化やプラントの能力に依存していたと結論した。成長期の後期に沈殿障害は植物の成長に有害である可能性があり,N沈着増加への植物の応答を減少させることができる。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 成長阻害 ,  施肥 ,  光合成 ,  植物成長 ,  沈着 ,  降水量 ,  年雨量 ,  成長期 ,  散水 ,  *バイアス ,  降水 ,  乾物量 ,  *窒素 ,  給水 ,  *アカザ属

著者キーワード (5件)： N沈着 ,  沈殿 ,  代償性成長 ,  根の発達 ,  光合成

分類 (1件)： 雑草による植物被害  (FC04062J)

タイトルに関連する用語 (5件)： Chenopodium ,  アカザ属 ,  窒素 ,  応答 ,  かん水