文献
J-GLOBAL ID:201802277117556640   整理番号:18A0742381

過少ドープ領域の電子ドープ銅酸化物Pr1.3-xLa0.7CexCuO4+δの光学研究:状態図の再検討

Optical Study of Electron-Doped Cuprate Pr1.3-xLa0.7CexCuO4+δ in Under-Doped Regime: Revisit the Phase Diagram
著者 (8件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 043705.1-043705.5  発行年: 2018年04月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
電子ドープ銅酸化物の還元過程が最近進歩したため,非常に低いドーピングレベルの超伝導試料が得られるようになった。高いTc(~27K)の超伝導を見せる強く還元したPr1.3-xLa0.7CexCuO4+δ(x=0.05,0.10)の電子状態を明らかにするため,それらの光学スペクトルを測定した。これら試料の反射率は,同じCe濃度の中程度に還元した非超伝導性の試料の公表データよりも非常に高いことが分った。さらにx=0.05,0.10の評価した有効電子数Neffは,x=0.15の最適ドープした超伝導性試料のものに近かった。母化合物がMott絶縁体と仮定すると,これら結果は,電子ドープ銅酸化物では,少量のキャリアドーピングだけで,この系は,大きいFermi面の高Tc超伝導体へ変化することを示す。低温では,超伝導性試料でも幅広い中間赤外ピークが現れた。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酸化物系超伝導体の物性  ,  光物性一般  ,  無機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  ,  無機化合物の可視・紫外スペクトル 
引用文献 (42件):
  • Y. Tokura, H. Takagi, and S. Uchida, Nature (London) 337, 345 (1989).
  • H. Takagi, S. Uchida, and Y. Tokura, Phys. Rev. Lett. 62, 1197 (1989).
  • N. P. Armitage, P. Fournier, and R. L. Greene, Rev. Mod. Phys. 82, 2421 (2010).
  • T. Tohyama and S. Maekawa, Phys. Rev. B 64, 212505 (2001).
  • A. Singh and H. Ghosh, Phys. Rev. B 65, 134414 (2002).
もっと見る

前のページに戻る