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J-GLOBAL ID:201802277198999887   整理番号:18A0489460

フルオロホスホン酸ビオチンプローブを用いた細胞発現系におけるセリンヒドロラーゼのための新しい定量化法【Powered by NICT】

A novel quantification method for serine hydrolases in cellular expression system using fluorophosphonate-biotin probe
著者 (5件):
資料名:
巻: 114  ページ: 267-274  発行年: 2018年 
JST資料番号: W0673A  ISSN: 0928-0987  CODEN: EPSCED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,それらの触媒機構に基づく組換えセリンヒドロラーゼの発現レベルを測定するための定量的ウェスタンブロット法を確立した。フルオロホスホン酸化(FP)-ビオチンはそれらの発現レベルを定量化するための普遍的プローブとして選択し,FP残基は活性部位セリン残基への強い化学量論的結合を介してセリンヒドロラーゼを不可逆的に抑制するからである。FP ビオチンを用いた検出の直線性は三セリンヒドロラーゼで評価した;ヒトカルボキシルエステラーゼ(CES)1,ブチリルコリンエステラーゼ及びブタ肝臓エステラーゼ(PLE)。同様の応答信号は,これらの酵素の等モル濃度から得られ,0.4 3.4プモール/ラン(r~2>0.99)の範囲で観察された優れた線形性。提案した方法の正確さと精度は97.1 107.2%の回収率と5.56%の相対標準偏差でPLEを用いて証明した。PLEは,その高い安定性と商業的有用性のためにキャリブレーション標準として選択した。開発された方法の応用として,著者らはH EK293細胞ホモジネートのS9画分におけるヒトおよびカニクイザルから四組換えCESアイソザイムの発現レベルを測定した。ヒトCES1とCES2,カニクイザルCES1とCES2の発現レベルは2.51±0.1と1.63±0.17,0.79±0.09および1.37±0.13pmol/5μg S9蛋白質であった。これらの測定に基づいて,それらの加水分解活性を正確に評価した。Cynomolgus CESはヒトCESよりもp-ニトロフェニルエステルの低い加水分解活性を示した。CES2アイソザイムのヒドロラーゼ活性は両種においてCES1より高かった。三~五倍速くp-ニトロフェニル酢酸よりも酪酸p-ニトロフェニルの加水分解は両基質でほぼ同じ加水分解を示すことをカニクイザルCES1を除く全てのCESアイソザイムで観察された。提供した方法は組換セリンヒドロラーゼの普遍的定量分析のために広く使用することができた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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