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J-GLOBAL ID:201802277355522735   整理番号:18A1858747

領域海洋モデルにおける物質循環評価に対する河川影響

著者 (7件):
資料名:
巻: 26th  ページ: 5-7  発行年: 2018年09月05日 
JST資料番号: L1832B  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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福島第一原子力発電所事故による海洋中の放射性物質濃度の再現計算において,直接漏洩と大気からの降下に加え,河川からの流入を考慮した。河川中の濃度の時系列変化は,いくつかの河川に対する懸濁態と溶存態のデータから,流域毎の降下インベントリに比例させて設定した。懸濁態は河口部に堆積するため,溶存態のみが海洋へ影響することとした。2012年以降の直接漏洩率の減少のみかけの半減期が約1年なのに対して,河川からの供給率の見かけの半減期は約2年であった。河川による淡水供給によって,南下流の強化が見られたが,観測地点においては有意な差とはならなかった。河川による137Csの供給量は大きくないが,いくつかの観測点の濃度変化は,河川の供給量の時間変化と一致しており,河川からの供給を考慮することによって,見かけの半減期を再現することが出来た。ただし,再現された濃度は過小評価となっており,粒子態として供給された137Csの海洋における溶脱の可能性を示唆している。福島事故由来の137Csは,河川から海洋への物質供給過程のモデル化のためのトレーサとして有効であることが分かった。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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海洋汚濁  ,  環境の汚染及び防止  ,  原子炉安全一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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