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J-GLOBAL ID:201802277515518679   整理番号:18A0416498

アフリカ(NERICA)品種のための高地新規イネにおける農業特性のためのQTLの同定

Identification of QTLs for Agronomic Characteristics in An Upland New Rice for Africa (NERICA) Variety
著者 (5件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 29-37(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: Y0175A  ISSN: 0021-3551  CODEN: JARJA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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アフリカ(NERICA)品種のための新規イネを,アフリカの厳しい環境に適応するようなイネを作出するために,異種間交雑により育種した。NERICAの基本的な考え方は,アフリカ種(Oryza glaberrima)とアジア種(Oryza sativa)の最も有用な特性を組み合わせるということである。しかし,NERICA品種の農業特性は不明なままである。以前の研究で,著者らはNERICA10とその親品種であるO.sativa(WAB56-104)との間の雑種に由来する分離個体群を用いて,出穂までの日数のQTLを検出した。本研究で著者らは,同じ個体群の農業形質の検討,およびDYHおよび稈長,稈と葉重量,および止葉長の間のポジティブな相関性を発見した。DTHおよび円錐花序重量(PW)の間,そして円錐花序重量当たりの稈と葉重の割合の間に,ネガティブな相関性を発見した。QTL解析において,全部で33個のSSRマーカーが,1つ異常の形質と明らかに関連することが示され,いくつかのマーカーは2つ以上の形質と関連していたことから,複数形質,または様々な形質を制御するQTLのクラスタに及ぼす多面的な効果が示唆された。第8染色体のQTLは,WAB56-104よりもNERICA10において,短いDTHおよび重いPWを制御していた。このQTLは,個体群におけるDTHおよびPWの間のネガティブな相関性を明らかにするかもしれない。農業形質のQTLに関する情報は,アフリカの低収量環境に適応するような改良型NERICA品種に有用であると思われる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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作物の品種改良  ,  稲作 
引用文献 (25件):

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