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J-GLOBAL ID：201802277573949121   整理番号：18A0811392

ディスプレイ解像度の違いが生理・心理状態に及ぼす影響 -世代間比較-

著者 (4件)： 阪本清美 (パナソニック) ,  坂下誠司 (鳥取大 産学・地域連携推進機構) ,  山下久仁子 (大阪市大) ,  岡田明 (大阪市大 大学院生活科学研究科)
資料名： ヒューマンインタフェース学会論文誌(CD-ROM)  (Transactions of Human Interface Society (CD-ROM))
巻： 19  号： 1-4  ページ： 119-128  発行年： 2017年02月25日 
JST資料番号： L3614B  ISSN： 2186-828X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・4KTVなどテレビの高精度化が視覚疲労,臨場感等の感性評価に与える影響を検討するために,ディスプレイ解像度の違いが及ぼす影響について心理・生理的評価を行い,世代間比較を実施。
・具体的には,20歳代と50歳代を実験参加者として,4種類の映像コンテンツ(自然の風景,都会の風景,料理,宝石・時計・ガラス食器等)について被験者実験を実施し,主観評価(アンケート,インタビュー)と生理的評価(脳血液動態,心拍数・交感神経活動度,瞬目率,脳波,呼吸数)を測定。
・測定結果は,自然・都会の風景コンテンツでは,4K映像の視聴は2K映像の視聴と比較すると,画質や感性等に関する心理評価や,脳血液動態(NIRS)生理評価において,世代に関係なく,その効果(臨場感等)が増幅する可能性等を示唆。

シソーラス用語： *HDTV ,  *高分解能 ,  液晶ディスプレイ ,  *心理測定 ,  *主観評価 ,  アンケート ,  面接調査 ,  *生体計測 ,  近赤外分光分析 ,  心拍 ,  画質 ,  *コンテンツ ,  *年齢差 ,  ヒューマンインタフェイス
準シソーラス用語： 4K3D液晶ディスプレイ ,  インタビュー ,  影響評価 ,  *映像コンテンツ ,  *感性評価 ,  高画質 ,  *高精細度テレビ ,  視聴 ,  心拍変動 ,  *心理評価 ,  被験者実験

分類 (3件)： テレビジョン受像機  (ND12033V) ,  入出力装置  (JC04050U) ,  人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (11件)：

• Sakamoto, K., Sakashita, S., Yamashita, K., Okada, A.: Influence of high-resolution 4K displays on psychological state during content viewing; HCII2014 Proceedings of The 16th International Conference on Human Computer Interaction (HCI) International 2014,pp.363-367 (2014).
• 野尻裕司: 究極の高臨場感システムの実現; NHK技研研究年報2005, pp.5-5 (2005).
• 阪本清美, 浅原重夫, 山下久仁子, 岡田明: TV視聴における感情状態の生理心理計測; 生活科学研究誌, Vol.10, pp.97-104 (2011).
• 成田長人,金澤 勝,岡野文男: 超高精細・大画面映像の観賞に適した画面サイズと観視距離に関する考察; 映像情報メディア学会誌, Vol.55, No.5, pp.773-780 (2001).
• 谷崎みゆき, 行縄修, 飯島亜紀, 中原凱文: “語音聴取り時における前額部の脳血液動態に関する研究;日本生理人類学会誌,Vol.6,No.2,pp.35-42 (2001).

タイトルに関連する用語 (5件)： ディスプレイ ,  解像度 ,  生理 ,  心理状態 ,  世代