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J-GLOBAL ID:201802277577356737   整理番号:18A1919016

ピリジル基を持つSchiff塩基化合物で修飾したセルロース繊維への金属イオンの吸着挙動

Adsorption Behavior of Metal Ions on Cellulose Fiber Modified with Schiff Base Compound Having Pyridyl Groups
著者 (6件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 83-89(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0178A  ISSN: 1884-3360  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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セルロース繊維を金属イオンの錯化能力を有するSchiff塩基化合物で修飾し,修飾セルロース繊維を金属イオン吸着剤として用いた。修飾セルロース繊維を,触媒としてジアンモニウムセリウム(IV)硝酸塩を用いてメタクリル酸グリシジルを反応させ,その後ピリジル基を有するSchiff塩基化合物としてビス-(2-ピリジルメチリデンイミノエチル)アミンと反応させることによって合成した。得られたセルロース繊維,BPIEA-GMAグラフト化セルロースを,SEM,IRおよびXPSにより特性化し,金属イオン吸着剤として用いた。BPIEA-GMAグラフト化セルロース上の金属イオンの吸着挙動を調べた。Pb2+,Mn2+,およびRh2+を除いて,調べた金属イオンは,BPIEA-GMAグラフト化セルロース繊維上にほとんど定量的に吸着した。さらに,Pt2+とPd2+は塩酸媒体中で吸着できた。吸着剤からの貴金属イオンを除く吸着金属イオンの回収は成功し,BPIEA-GMAグラフト化セルロースは2回繰り返すことにより金属イオン吸着剤として使用できた。これらの結果は,ピリジル基を有するSchiff塩基化合物で修飾したセルロース繊維が金属イオン吸着剤として使用できることを示唆している。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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各種物理的手法  ,  吸着剤 

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