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J-GLOBAL ID：201802277896860070   整理番号：18A1229044

熊本地震後の白川河口干潟の変動と土砂量に関する基礎的研究

MORPHOLOGICAL CHANGES AND SEDIMENT DISCHARGE AT THE MOUTH OF SHIRAKAWA RIVER AFTER KUMAMOTO EARTHQUAKE

著者 (6件)： 辻本剛三 (熊本大学大学院先端科学部) ,  外村隆臣 (熊本大学工学部技術部) ,  田畑健吾 (熊本大学大学院社会環境工学専攻) ,  太田光 ((株)NIPPO) ,  中條壮大 (大阪市立大学大学院工学研究科) ,  高野保英 (近畿大学理工学部社会環境工学科)
資料名： 土木学会論文集 B2(海岸工学)(Web)  (海岸工学論文集(Web))
巻： 73  号： 2  ページ： I_601-I_606(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0396A  ISSN： 1883-8944  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 熊本地震,集中豪雨,阿蘇中岳の噴火の影響を受けた白川河口域の干潟の潮下帯,潮間帯での地盤高さや深浅測量を実施した.豪雨に流入土砂があったが元の地盤が約42cm低下したため,平均地盤高さは過去と比べて低下したままである.一方,白川の水位が最高時は干潮時にほぼ一致していたこともあり澪筋上の前置層は,約100m前進し,約1.5mの堆積がみられた.地形パラメータの相関は2012年の九州北部豪雨の時とは逆の相関であり,砂質のLow Energy Beachと同じ相関であった.地震後の地形変動量は20~30年前の約4倍程度であった.(著者抄録)

シソーラス用語： 大地震 ,  *干潟 ,  *河口 ,  浅水域 ,  潮間帯 ,  *地形 ,  変化 ,  砂 ,  土壌 ,  海域 ,  高さ ,  地盤 ,  熊本県 ,  その場観察 ,  河口干潟 ,  土砂 ,  有明海 ,  2016年熊本地震 ,  地形発達
準シソーラス用語： 干潟地形 ,  熊本地震 ,  地形変化 ,  地盤高 ,  潮下帯 ,  白川【河川】

著者キーワード (5件)： field observation ,  clinoform ,  tidal flat ,  quadratic profile ,  sediment transport

分類 (2件)： 海岸工学  (RC13000X) ,  一般,砂防工学  (RC12010B)

引用文献 (19件)：

• 1) 滝川清,山田文彦,原田浩幸,北園芳人,中島和弘:有明海沿岸域における干潟の浄化機能と環境特性に関する研究,海岸工学論文集,第45巻,pp. 329-342,1998.
• 2) 滝川清,鈴木敦巳,古川憲治,大本照憲,山田文彦:有明海の白川・緑川河口域における干潟環境特性とその評価に関する研究,海岸工学論文集,第46巻,pp. 691-690,1999.
• 3) 柿木哲哉,滝川清,山田文彦:白川・緑川河口域の干潟形成に及ぼす潮位・潮流と河川流入の影響,海岸工学論文集,第47巻,pp. 636-640,2000.
• 4) 柿木哲哉,滝川清,山田文彦,西山大輔:熊本県沿岸海域における潮流場・拡散場への河川流入の影響,海岸工学論文集,第48巻,pp. 636-640,2001.
• 5) 山田文彦,小林信久,柿木哲哉:地形パラメータを用いた干潟断面の季節変動の要因分析,海岸工学論文集,第50巻,pp. 551-555,2003.

タイトルに関連する用語 (5件)： 熊本地震 ,  白川 ,  河口干潟 ,  土砂 ,  基礎的研究