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J-GLOBAL ID：201802277947871158   整理番号：18A1892042

透過法衝撃弾性波法による漁港施設の内部欠陥診断手法の検討

EXAMINATION OF A DIAGNOSIS METHOD FOR DETECTING INNEER DEFECTS IN FISHING PORT FACILITIES USING AN IMPACT ELASTIC WAVE PERMEATION METHOD

著者 (8件)： 藤田孝康 (一般財団法人漁港漁場漁村総合研究所) ,  松本力 (一般財団法人漁港漁場漁村総合研究所) ,  斎藤将貴 (東海大学 工学部土木工学科) ,  笠井哲郎 (東海大学 工学部土木工学科) ,  奥野正洋 (一般財団法人漁港漁場漁村総合研究所) ,  加藤広之 (一般財団法人漁港漁場漁村総合研究所) ,  野神功一 (水産庁 漁港漁場整備部 整備課) ,  不動雅之 (水産庁 漁港漁場整備部 整備課)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 74  号： 2  ページ： I_79-I_84(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 漁港施設は,今後一層,老朽化した施設が増加していくと予想される.これらの診断は,目視が主体であるため,時間やコスト等の労力に加え,点検技術者による精度のばらつき等の問題がある.本研究では,点検技術者による精度のばらつき解消のため,弾性波伝搬の測定法のうち,入力点と測定点を対面配置する方法を用い,漁港施設内部欠陥を診断する方法について検討した.その結果,室内試験で内部欠陥を疑似的に配置した供試体を用いて,健全部と不健全部における弾性波を測定し,欠陥の有無で弾性波速度とパワー伝送比が増減することを確認した.また,これら2つの指標における評価によって,前者が4,400 m/s,後者が10.0 dBの交点で評価できる可能性を確認した.さらに,室内試験と同様の方法を現地既存構造物で試行し,概ね適用できることを確認した.(著者抄録)

シソーラス用語： *非破壊検査 ,  透過 ,  漁港 ,  *港湾施設 ,  *故障診断 ,  内部欠陥 ,  点検 ,  老朽化 ,  *衝撃弾性波法

著者キーワード (4件)： fishing port facilities ,  impact elastic wave permeation method ,  elastic wave velocity ,  power transmission ratio

分類 (1件)： 港湾施設,港湾工事  (RC15020H)

引用文献 (13件)：

• 1) 公益社団法人全国漁港漁場協会:2017 漁港漁場漁村ポケットブック,p22,東京,平成29年9月
• 2) 梅津啓史,林浩志,三上信雄:漁港施設のこれまでの整備状況と今後の維持・更新対策の必要性,水産工学,Vol. 46,No. 2,pp. 181-186,2009
• 3) 水産庁:インフラ長寿命化計画(行動計画),http://www.jfa.maff.go.jp/j/seibi/gyoko-gyojo/pdf/140808.html,平成26年
• 4) 水産庁漁港漁場整備部:水産基盤施設機能保全計画の手引き,http://www.jfa.maff.go.jp/j/gyoko_gyozyo/g_hourei/,平成27年
• 5) 水産庁漁港漁場整備部:水産基盤施設ストックマネジメントのためのガイドラインhttp://www.jfa.maff.go.jp/j/gyoko_gyozyo/g_hourei/,平成27年

タイトルに関連する用語 (6件)： 透過 ,  衝撃弾性波法 ,  漁港 ,  施設 ,  欠陥診断 ,  手法