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J-GLOBAL ID:201802277951968055   整理番号:18A0836038

東北三県(岩手・宮城・福島)における市民マラソン大会の震災復興事業としての役割

Role of the marathon event as a disaster reconstruction project in the three Tohoku prefectures (Iwate, Miyagi and Fukushima)
著者 (3件):
資料名:
巻: 81  号:ページ: 595-600  発行年: 2018年03月30日 
JST資料番号: F0408A  ISSN: 1340-8984  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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2011年,東日本大震災と津波は多くの生命を奪い,大きな被害をもたらした。地震の後,様々な災害復興プロジェクトをスポーツ領域で実施した。本研究の目的は,東北地方の3県(岩手,宮城,福島)における災害復興プロジェクトとして開催されたマラソン大会の役割を明らかにすることである。データは,参加者のコメントと各マラソン大会の概観として情報媒体から収集した。主な結果は以下の通りであった:1)地震後,マラソン大会の標題が「災害復興」を含むものに変化し,プログラムが増加した。さらに,イベントは災害地域への基金募集活動と現地見学を伴うものとなった。2)マラソン大会の数が増加した。地震後,「競争本位」,「地域PR」,「地震復興」によって特徴付けられるマラソン大会が3つの県で開催された。3)被災地の環境文脈における「地震」と「災害復興」に関するコメントをランナから抽出した。したがって,マラソン大会は,参加者とメディアを通して,3つの県の内外の人々に対して,被災地の復旧状態を伝える役割を持つ災害復興プロジェクトであった。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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自然災害  ,  観光,レクリエーション  ,  開発,再開発,都市整備 
引用文献 (24件):
  • 1) 内閣府ホームページ <http://www.cao.go.jp> 2017.12.8 更新,2017.6.16 参照
  • 2) 西山 志保(1999): 阪神淡路大震災におけるボランティア活動の展開とその課題:活動と事業のはざまで揺れる被災地ボランティア:慶應義塾大学大学院社会学研究科紀要:社会学心理学教育学 No.50(1999.),p11-18
  • 3) 芦谷 恒憲・伊藤 克広・小沢 康英・加藤 恵正・松村 浩貴・山口 泰雄(2017):神戸マラソンの社会・経済的影響:兵庫県立大学政策科学研究叢書 2017 年2 月28 日株式会社ルネック
  • 4) 復興庁ホームページ <https://www.reconstruction.go.jp> ,2017.12.6 更新,2017.9,15 参照
  • 5) 山内 やよい・中村 好男(2012):東日本大震災が“ランニングイベント”に与えた影響:スポーツ産業学研究 Vol,22,245-248
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