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J-GLOBAL ID：201802278849127361   整理番号：18A0322888

超速硬フライアッシュコンクリートの開発

著者 (4件)： 北野勇一 (川田建設) ,  寺崎聖一 (デンカ 青海工場) ,  永田達也 (YKイノアス) ,  吉村崇志 (首都高速道路)
資料名： プレストレストコンクリート(プレストレストコンクリート工学会)  (Journal of Prestressed Concrete, Japan)
巻： 60  号： 1  ページ： 39-44  発行年： 2018年01月31日 
JST資料番号： F0388A  ISSN： 0387-1983  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 橋梁の修繕や更新工事における場所打ちコンクリート床版を対象に,急速施工性,高耐久性およびひび割れ抵抗性を兼ね備え設計基準強度50N/mm²に相当する超速硬フライアッシュコンクリートを開発した。室内実験により,超速硬フライアッシュコンクリートの3時間強度は24N/mm²以上,塩化物イオン拡散係数は膨張コンクリートの1/4以下,拘束応力は膨張コンクリートに生じる引張応力以下であることが確認された。また,超速硬フライアッシュコンクリートを実工事に適用し,汎用の超速硬コンクリートと同等の急速施工性を有し,かつ耐久性とひび割れ抵抗性が向上することが認められた。(著者抄録)

シソーラス用語： *ハイパフォーマンスコンクリート ,  *速硬化性 ,  *性能評価 ,  フライアッシュ ,  調合 ,  ワーカビリティ ,  強度発現 ,  アニオン ,  耐久性 ,  改修 ,  現場打コンクリート ,  歪測定
準シソーラス用語： 塩化物イオン ,  *超速硬コンクリート

分類 (2件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  橋梁の破壊,保守,その他  (RC06080X)

引用文献 (6件)：

• 北野勇一,水戸健介,相澤一裕,寺崎聖一:非晶質カルシウムアルミネートを利用した超速硬フライアッシュコンクリートの性能,コンクリート工学年次論文集,Vol.39,No.1,pp.1609-1614,2017.7
• 北野勇一,川口千大,安藤 功:プレストレストコンクリート部材への高炉スラグ微粉末の適用性検討(塩分浸透抵抗性),土木学会第67回学術講演会,V-121,pp.121-122,2012.9
• 原 啓史,森泰一郎,樋口隆行,盛岡 実:急硬性成分が異なる超速硬セメントを用いたモルタルの基礎性状,セメント・コンクリート論文集,Vol.69,pp.154-160,2015.3
• 北野勇一,水戸健介:フライアッシュの品質と使用量がPC用コンクリートの諸性状に与える影響,第25回プレストレストコンクリートの発展に関するシンポジウム論文集,pp.415-418,2016.10
• 小島直之,花房禎三郎,北野勇一:PCゲルバー橋の連続化に関する設計検討(首都高速1号羽田線勝島地区PC橋),第21回プレストレストコンクリートの発展に関するシンポジウム論文集,pp.17-20,2012.10

タイトルに関連する用語 (2件)： フライアッシュコンクリート ,  開発