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J-GLOBAL ID:201802279063591417   整理番号:18A0356227

和牛から検出されたロタウイルスBのVP3,NSP3,およびNSP4の多様性【Powered by NICT】

Diversity in VP3, NSP3, and NSP4 of rotavirus B detected from Japanese cattle
著者 (23件):
資料名:
巻: 49  ページ: 97-103  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1228A  ISSN: 1567-1348  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ウシロタウイルスB(RVB)は,成牛の下痢の病原体である。現在,ウイルス蛋白質(VP)1 2 4 6,および7とウシRVBの非構造蛋白質(NSP)1 2,および5のいくつかの配列はDDBJ/EMBL/GenBankデータベースで利用可能な,VP3,NSP3,およびNSP4の報告されていないものはなかった。ウシRVB株の遺伝的特性化におけるこのギャップを埋めるために,メタゲノムの手法を用いて,VP3,NSP3,およびNSP4遺伝子の完全コード配列(CDS)だけでなく,和牛から検出されたRVBsの他の遺伝子の部分的または完全CDS配列を決定し,解析した。ウシRVBsのVP3,NSP3,およびNSP4はマウス,ヒト,及びブタRVBsのそれと低いヌクレオチド配列同一性(VP3,NSP3の65.9 68.2%,52.6 56.2%63.3 64.9%NSP4)を共有し,ウシRVBsは新しい遺伝子型に属することを示唆した。さらに,ウシRVBsと他の種のRVBs間のNSP4(36.1 39.3%)で観察された有意に低いアミノ酸配列同一性。とは対照的に,NSP4の疎水性プロット分析は,他の種のRVBsとロタウイルスA(RVA)株のそれらに類似したプロフィルを明らかにした。全遺伝子セグメントの系統発生分析は,ウシRVB株は他のRVBsから離れた枝分かれしたクラスタを形成することを明らかにした。これらの結果は,ウシRVBsは他のRVBsから他のロタウイルスと同様に独立して進化したことを示唆した。これらの知見は,RVB株の進化と多様性への洞察を提供した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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遺伝子の構造と化学  ,  感染症・寄生虫症一般  ,  ウイルスの生化学  ,  ウイルスの形態学,分類学 
タイトルに関連する用語 (3件):
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