文献

J-GLOBAL ID：201802279315701810   整理番号：18A0792798

ソーダ石灰シリカガラスにおける引かき誘起亀裂の断面形態【JST・京大機械翻訳】

Cross-section Morphology of the Scratch-Induced Cracks in Soda-Lime-Silica Glass

著者 (3件)： Matsuoka Jun (Department of Materials Science, School of Engineering, The University of Shiga Prefecture) ,  Guo Danwei (Department of Materials Science, School of Engineering, The University of Shiga Prefecture) ,  Yoshida Satoshi (Department of Materials Science, School of Engineering, The University of Shiga Prefecture)
資料名： Frontiers in Materials (Web)  (Frontiers in Materials (Web))
巻： 4  ページ： 8  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7077A  ISSN： 2296-8016  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スクラッチ誘起亀裂はガラス製品の使用にとって重大な問題である。引かき過程では,中央値(ガラス表面に対する垂直)と横方向(ガラス表面に対する水平)の両方の亀裂が形成される。本研究では,スクラッチ溝を横切って破壊された試料について,走査電子顕微鏡により,市販ソーダ石灰-シリカガラスにおける引かき誘起亀裂の形態を調べた。水中および脱水ヘプタン中のKnoop圧子を用いて引かき試験を行った。スクラッチ速度が70×10~6ms-1のとき,垂直および水平亀裂の長さは引かき時の垂直荷重に比例し,環境依存性は観察されなかった。スクラッチ速度が200gの一定の垂直荷重で増加したとき,両方の亀裂の長さは減少した。水平亀裂の場合,環境影響は観察されなかった。一方,水中でスクラッチされた垂直亀裂の長さは,ヘプタンのそれよりはるかに長かった。1000×10~6ms-1の非常に高い引かき速度では,ヘプタン中に垂直亀裂は形成されなかった。水平と垂直亀裂の間のこれらの違いは,亀裂発生位置の差異とこれらの亀裂に対する亜臨界亀裂成長の影響によるものである。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 亀裂伝搬 ,  *形態 ,  走査電子顕微鏡 ,  引かき試験 ,  *炭酸ナトリウム ,  *石灰 ,  鉛直荷重 ,  *石英ガラス ,  *亀裂 ,  環境影響 ,  亀裂発生 ,  *ソーダ石灰ガラス ,  圧子 ,  スクラッチ ,  アルカン

著者キーワード (6件)： ソーダ石灰シリカガラス ,  引かき ,  亀裂 ,  横方向亀裂 ,  中央亀裂 ,  応力腐食

分類 (2件)： セラミック材料試験  (HB04000M) ,  ガラスの性質・分析・試験  (YC02030Z)

物質索引 (1件)： ヘプタン

タイトルに関連する用語 (5件)： ソーダ石灰シリカ ,  ガラス ,  誘起 ,  亀裂 ,  形態