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J-GLOBAL ID:201802279470248045   整理番号:18A0974614

NAT10は肝細胞癌において上方制御され,変異p53活性を増強する【JST・京大機械翻訳】

NAT10 is upregulated in hepatocellular carcinoma and enhances mutant p53 activity
著者 (7件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 605  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7305A  ISSN: 1471-2407  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:N-アセチルトランスフェラーゼ10(NAT10)は,広範囲の細胞過程に関与するヒストンアセチルトランスフェラーゼである。最近の証拠はNAT10がヒト癌の発生に関与することを示している。以前の研究はNAT10が腫瘍抑制因子p53をアセチル化し,p53活性化を調節することを示した。Tp53遺伝子が肝細胞癌(HCC)で頻繁に変異し,HCCの発生と関連するので,NAT10とHCCの間の関係を本研究で調査した。【方法】免疫組織化学(IHC)とウェスタンブロット分析を行い,HCCにおけるNAT10発現を評価した。免疫沈降実験を行い,NAT10と変異体p53およびMdm2との相互作用を検証した。RNA干渉とウェスタンブロットを,変異体p53に及ぼすNAT10の影響を測定するために適用した。細胞増殖曲線を用いて,HCC細胞増殖に及ぼすNAT10の影響を調べた。【結果】NAT10はHCCにおいて上方制御され,NAT10発現の増加は患者の全生存不良と相関していた。NAT10蛋白質レベルはヒトHCC組織のp53レベルと有意に相関した。さらに,NAT10は,HCC細胞においてMdm2作用を相殺することにより,突然変異体p53レベルを増加させ,p53突然変異を持つ細胞における増殖を促進した。【結論】増加したNAT10発現レベルは,患者生存の短縮と関連しており,突然変異体p53レベルと相関している。NAT10は変異体p53レベルをアップレギュレーションし,その腫瘍形成活性を増強する可能性がある。したがって,NAT10はp53変異HCCの潜在的予後および治療候補であることを提案する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
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酵素一般  ,  細胞分裂・増殖  ,  細胞構成体の機能  ,  遺伝子発現 
引用文献 (45件):

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