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J-GLOBAL ID:201802279514056098   整理番号:18A0411249

地球システムモデルに組み込む海洋生態系モデルの開発-全球窒素・炭素循環の理解に向けて-

Development of a marine ecosystem model to be embedded into an Earth system model
著者 (3件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 31-41  発行年: 2018年01月15日 
JST資料番号: L1426A  ISSN: 0916-8362  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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人為的に排出された二酸化炭素(CO2)のうち,大気に残留したCO2は地球温暖化を,海水に溶け込んだCO2は海洋酸性化を引き起こす。また,工業的窒素固定は,全球窒素循環を人為的に変化させるため,陸域・海洋での生物生産および炭素循環に影響を与えている可能性がある。現在,IPCC次期評価報告書に向け,人間活動が地球環境に与えている影響を評価するために,新しい地球システムモデル(ESM)の開発が進行中である。ESMでは,海洋生物生産の制限要因となる鉄,リンの循環,さらには物質の河川からの流入,大気からの沈着などの過程が考慮されており,全球の気候-炭素循環-窒素循環の相互作用過程を扱うことが可能である。本稿では,ESMを用いたこれまでの研究事例と今後の課題について総括するとともに,現在,開発中のESMの概要を紹介する。また,ESMにおける全球海洋炭素窒素循環の不確実性の低減に関連して,海洋微細乱流過程に起因する海水の混合過程のパラメーター化についての議論を展開する。(著者抄録)
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分類 (1件):
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海洋の構造・力学・循環 
引用文献 (38件):

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