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J-GLOBAL ID:201802279880734690   整理番号:18A0172758

星雲遭遇による白亜紀末の大寒冷化と大量絶滅

End-Cretaceous Global Cooling and Mass Extinction driven by a Nebula Encounter
著者 (3件):
資料名:
巻: 111  号:ページ: 130-138  発行年: 2018年01月20日 
JST資料番号: F0543A  ISSN: 0374-2466  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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私たちは北太平洋の白亜紀末に相当する深海底掘削コア試料の分析データから,隕石衝突を特徴づけるイリジウムピークのほかに幅広いイリジウムの濃集層を発見した。そこで地層中から地球物質と宇宙物質の寄与を分離する方法を構築・解析し,この幅広いイリジウム濃集層は,地球物質のみでは説明困難であることを明らかにした。そして,太陽系と暗黒星雲が遭遇する約800万年の間に生じる地球への宇宙塵の供給によってイリジウム濃度を説明することができると結論づけた。この間,宇宙塵の日射遮蔽効果により地球では強い寒冷化が起こる。この結論はほかの白亜紀末の地球環境の指標となるデータ(酸素同位体比・ストロンチウム同位体比)の結果と整合的であった。また,恐竜の多様性はこの長期大寒冷化の間にゆっくりと減少している。(著者抄録)
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分類 (1件):
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中生代 
引用文献 (58件):
  • Goldsmith P. F., et al., 1987, Astrophysics and Space Science Library 134, 51
  • Dame T. M., et al., 1986, ApJ 305, 892
  • Solomon P. M., et al., 1987, ApJ 319, 730
  • Talbot R. J., Newman M., 1977, ApJS 34, 295
  • Maruyama S., Santosh M., 2008, Gondwana Res 14, 22
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