抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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マイクロ(1.0~4.0mm)とメソ(4.0~25.0mm)プラスチックごみの分布と組成を,2014年9月に三重県の英虞湾と五ケ所湾の20海岸で調査した。収集されたプラスチックごみの合計は111080品目であり,プラスチック破片は全数の98.1%を占めた。微小プラスチック破片は全数の89.9%を占め,平均密度はm
2当たり34713個であった。m
2当たり50個以上の平均密度のミクロおよびメソプラスチック破片は7品目であり,これらは発泡プラスチック破片(96.5%),化学肥料のカプセル(1.6%),硬質プラスチック破片(0.7%),線状破片(0.3%),プラスチックフィルム破片(0.2%),樹脂ペレット(0.2%)および合成芝生のチップ(0.1%)で構成されていた。発泡プラスチック破片の最大密度は宿浦(158602片/m
2)であり,平均密度(m
2当たり33499片)は伊勢湾の海岸での約10倍であった。(翻訳著者抄録)