文献

J-GLOBAL ID：201802280454171520   整理番号：18A0221103

脳虚血ラットの脳組織におけるPI3K/AKTシグナル伝達経路に及ぼすクルクミンの影響【JST・京大機械翻訳】

著者 (5件)： Chou Zhifu (承徳医学院基礎医学研究所,河北 承徳,067000) ,  Wu Xiaoguang (承徳医学院基礎医学研究所,河北 承徳,067000) ,  Yan Yong (承徳医学院基礎医学研究所,河北 承徳,067000) ,  Li Mengmeng (承徳医学院基礎医学研究所,河北 承徳,067000) ,  Zhang Lihua (華北石油総医院普外科)
資料名： Zhongguo Laonianxue Zazhi  (Zhongguo Laonianxue Zazhi)
巻： 37  号： 19  ページ： 4756-4758  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2271A  ISSN： 1005-9202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】脳虚血ラットの脳組織におけるPI3K/Aktシグナル伝達経路に及ぼすクルクミンの影響を調査する。方法:SDラットを無作為に偽手術群、モデル群、低用量クルクミン群、高用量クルクミン群に分け、各群ラット18匹とした。モデル群、低用量、高用量のクルクミン慢性脳虚血ラットモデルの作製はラット両側頸動脈結紮の方法を用いて行い、偽手術群とモデル群にはそれぞれ生理食塩水を与えた。免疫組織化学法によりPI3K、AKT、Bcl-2、Baxタンパクの発現を測定し、乾湿重法により脳組織の水含有量を測定し、ホルムアミド法により血液脳関門の透過性を測定した。【結果】モデル群と比較して,クルクミン群におけるPI3K,AKTおよびBcl-2蛋白質の発現は有意に増加し(P<0.05),脳組織の含水量,Bax蛋白質発現およびエバンスブルー含有量は有意に減少し(P<0.05),高用量クルクミン群の効果は低用量クルクミン群よりも優れていた(P<0.05)。【結語】虚血性脳損傷に対するクルクミンの保護作用は,血液脳関門の透過性を低下させ,PI3K/A KTシグナル伝達経路を活性化し,Bcl-2蛋白質発現を増加させ,Bax蛋白質発現を減少させ,両者の比率を調節することにより達成される可能性がある。クルクミンの脳保護効果は用量と相関している。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 頚動脈 ,  結紮術 ,  保護作用 ,  タンパク質 ,  免疫組織化学 ,  血液脳関門 ,  Baxタンパク質 ,  *脳虚血 ,  含水量 ,  ジエン ,  フェノール類 ,  フェノールエーテル ,  エノン ,  ジケトン
準シソーラス用語： 蛋白質発現 ,  透過性 ,  高用量 ,  低用量 ,  *脳組織 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  酵素一般  (EB09010D)

物質索引 (1件)： クルクミン

タイトルに関連する用語 (7件)： 脳虚血 ,  ラット ,  脳組織 ,  PI3K ,  Akt ,  シグナル伝達経路 ,  クルクミン