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J-GLOBAL ID:201802280557682828   整理番号:18A1306242

5歳のベトナム人小児におけるダイオキシン曝露によるアンドロゲン破壊:血清テストステロンレベルの減少【JST・京大機械翻訳】

Androgen disruption by dioxin exposure in 5-year-old Vietnamese children: Decrease in serum testosterone level
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巻: 640-641  ページ: 466-474  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ダイオキシン類はヒトの内分泌撹乱を引き起こす潜在的な物質であると疑われている。ベトナムの3つのダイオキシン曝露地域(ホットスポット)の研究を行っている。著者らは以前に,唾液デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)レベルが3歳のベトナム人の子供で減少し,母親の母乳中のポリ塩化ジベンゾダイオキシン/ジベンゾフランレベルと有意に逆相関することを報告した。本研究では,男性ホルモンに焦点を当てて,5歳の年齢に達したとき,同じ小児におけるステロイドホルモン生合成に及ぼすダイオキシン曝露の影響を調べた。ダイオキシンホットスポットと非散布地域からの35人と50人の母子対が本研究に参加した。母親の母乳を2008年に分娩後4~16週に投与し,ガスクロマトグラフィー/高分解能質量分析によりダイオキシン濃度を測定した。血清は,2013年に5歳の小児から採取した。7つのステロイドホルモンを液体クロマトグラフィー/質量分析によって測定した。母乳中のほとんどのダイオキシン同族体は,非散布地域よりもホットスポットにおいて2~10倍高かった。DHEAとテストステロン(T)は,ホットスポットで有意に低く,ほとんどのダイオキシン同族体と負の相関を示した。チトクロームP450-17,20リアーゼ(CYP17リアーゼ)および17β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ(HSD)の活性についても同様の結果が観察された。逆に,ホットスポットからの子供におけるアンドロステンジオン(A-ジオン)レベルと3β-HSD活性の上昇は,ダイオキシンレベルと明らかに相関していた。さらに,Tと17β-HSDの間に正の相関が示された。ダイオキシンは17β-HSD活性を阻害し,Tレベルを低下させる可能性がある。多重回帰分析は,ダイオキシンがDHEA,A-ジオン,およびTレベルと強い相関を持つことを示した。結論として,本研究は,ダイオキシンが低レベルのDHEAとTおよび5歳の子供におけるCYP17リアーゼおよび17β-HSDのようなステロイド産生酵素の活性の阻害に関連することを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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