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J-GLOBAL ID:201802280660349485   整理番号:18A1376742

コレステロール誘導体/鎖状アミンから成るイオン錯体の相挙動および液晶ガラスのエンタルピー緩和特性

Thermal Transition Behavior of Liquid-Crystalline Cholesterol Derivative/Aliphatic Amine Complexes and Enthalpy Relaxation Characteristics in Their Glassy State
著者 (7件):
資料名:
巻: 75  号:ページ: 371-380(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: G0122A  ISSN: 0386-2186  CODEN: KBRBA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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カルボン酸モノコレステリル(フタレートCHP,サクシネートCHS)と鎖状アミン(Cn-amine,n=4-18)から成るイオン錯体(CHP/Cn-amine,CHS/Cn-amine)とそれらの混合試料(コレステリル一種と二種のCn-amineから成る鎖長分布型,ならびに二種のコレステリルと一種のCn-amineとの連結基混在型)について,サーモトロピック液晶性と液晶ガラスのエンタルピー緩和挙動を調査した.対象試料のほとんどは液晶性を有し,結晶化することなく液晶ガラスを形成した.長鎖Cn-amine (n≧10)との錯形成ではコレステリル単独体よりも高秩序な液晶相となり,アルキル鎖長nの低下とともに漸次その秩序性は低下した.混合試料はすべて単一のガラス転移と液晶-等方相転移を示し,相分離のない均一な分子凝集構造をとることが示された.さらに,Kohlrausch-Williams-Watts式によるエンタルピー緩和解析から,分子配列様式の秩序低下に伴って緩和時間の分布が広がる傾向が明らかとなった.分子量分布を有する混合試料では緩和の均一性は低下し,その効果は鎖長分布型でより顕著であった.(著者抄録)
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分類 (4件):
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その他の液晶  ,  分子化合物  ,  有機天然化合物の結晶構造  ,  ステロイド 
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