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J-GLOBAL ID:201802280893284882   整理番号:18A0062991

CINDY2011/DYNAMO期間のグローバル非静水モデルを用いた準リアルタイム予測の評価

Evaluation of the Near Real-Time Forecasts Using a Global Nonhydrostatic Model during the CINDY2011/DYNAMO
著者 (6件):
資料名:
巻: 95  号:ページ: 345-368  発行年: 2017年12月15日 
JST資料番号: G0095A  ISSN: 0026-1165  CODEN: JMSJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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衛星やフィールド観測と比較すると,非静水圧正20面体大気モデル(NICAM)を用いたリアルタイムに近い予測の包括的なパフォーマンスと潜在的有用性はCooperative Indian Ocean Experiment on Intraseasonal Variability in the Year 2011,(CINDY 2011)/Dynamics of the Madden-Julian Oscillation(DYNAMO)集中観測によって証明された。1週間の予測は,集中的な観測期間(IOP)を通じて,熱帯インド洋(IO)に14kmのメッシュサイズでNICAMの地域的に拡張されたバージョンを使用して毎日実行した。再現された降水時系列は,IOドメイン(60-90°E,10°S-10°N)上の降水量を平均より30%過剰に表わしていたものの,Madden-Julian Oscillation(MJO)イベントの進展と伝播を適正に表わした。強い降水(>40mm day-1)の頻度は過剰に予測されたが,弱い降水は衛星観測と比較して低く予測された。ガン島でのフィールド観測と比較して,降水頻度のバイアスはあまり明らかではないが,対流圏低層から中層が乾燥(~1g kg-1)して温暖(~1K)に進展するバイアスが見つかった。これらの平均バイアスにもかかわらず,MJOイベントを含む水分及び東西風の時間的変動は合理的に再現された。予測データを用いて,IOP期間中の水分及びエネルギー収支を調べた。7日間の平均場を用いた診断は,MJOイベントの観察された特徴を捉えていた。一方で,IOP全体を通して,グリッド解像された高周波変動による水分の顕著な上向き輸送が検出された。これらの高周波効果と再現されたMJOまたは平均バイアスとの関係についても議論した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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大気大循環,熱帯気象 
引用文献 (79件):
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