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J-GLOBAL ID:201802281783580410   整理番号:18A0404310

黒色腫細胞におけるブラジキニンにより誘発されたendothlin1の放出に及ぼすクエン酸フェンタニルの阻害効果【Powered by NICT】

Inhibitory effect of fentanyl citrate on the release of endothlin-1 induced by bradykinin in melanoma cells
著者 (3件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: 139-142  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1528A  ISSN: 1734-1140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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我々の以前の研究は,μ-オピオイド受容体作動薬クエン酸フェンタニルは黒色腫細胞を接種した同所性マウスにおけるエンドセリン1およびブラジキニン媒介疼痛反応を阻害することを示した。ブラジキニンは,メラノーマ細胞におけるエンドセリン-1分泌を誘導することを示した。しかし,クエン酸フェンタニルの鎮痛機構は不明のままである。このように,本研究では,フェンタニルクエン酸塩がB16-BL6メラノーマ細胞におけるブラジキニン誘発エンドセリン-1分泌に影響するかどうかを決定するために実施した。培地におけるエンドセリン-1の量は酵素免疫測定法を用いて測定した。B16BL/6黒色腫細胞におけるエンドセリン-1,キニンB_2受容体およびμオピオイド受容体の発現は免疫細胞化学を用いて決定した。クエン酸フェンタニルはブラジキニン誘発エンドセリン-1分泌を阻害した。エンドセリン-1の分泌に及ぼすクエン酸フェンタニルの阻害効果はμ-オピオイド受容体アンタゴニスト,ナロキソンメチオジドにより抑制された。B16-BL6黒色腫細胞におけるエンドセリン-1,キニンB_2受容体とμ-オピオイド受容体の免疫反応性が観察された。これらの結果は,クエン酸フェンタニルは黒色腫細胞におけるμ-オピオイド受容体を介して,ブラジキニン誘導性エンドセリン-1分泌を調節することを示す。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  生理活性ペプチド 

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