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J-GLOBAL ID：201802281948461790   整理番号：18A0278002

イヌの正常および腫瘍組織由来内皮細胞に対するコンブレタスタチンA4リン酸塩の影響【Powered by NICT】

Effects of combretastatin A-4 phosphate on canine normal and tumor tissue-derived endothelial cells

著者 (4件)： Izumi Yusuke (Laboratory of Advanced Veterinary Medicine, Department of Veterinary Clinical Medicine, Hokkaido University, Sapporo, Japan) ,  Aoshima Keisuke (Laboratory of Comparative Pathology, Department of Veterinary Clinical Medicine, Hokkaido University, Sapporo, Japan) ,  Hoshino Yuki (Veterinary Teaching Hospital, Graduate School of Veterinary Medicine, Hokkaido University, Sapporo, Japan) ,  Takagi Satoshi (Veterinary Teaching Hospital, Graduate School of Veterinary Medicine, Hokkaido University, Sapporo, Japan)
資料名： Research in Veterinary Science  (Research in Veterinary Science)
巻： 112  ページ： 222-228  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1679A  ISSN： 0034-5288  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： コンブレタスタチンA4リン酸(CA4P)は,腫瘍血流を選択的に遮断する。しかし,CA4Pは腫瘍血管に特異的に影響する詳細な機序は十分に理解されていない。最近の報告は,腫瘍組織由来内皮細胞(TEC)は正常組織由来内皮細胞(NECs)と比較して,種々の特徴を持つことを明らかにした。,TECの異常はCA4Pの選択的血管遮断機構に関与している可能性がある。本研究では,共焦点顕微鏡を用いたイヌNECとTECにCA4Pの効果を評価した。NECsは,サブ集密的で,100%合流点における異なる感受性を示した。添加では,NECにおける血管内皮カドヘリン(VE-カドヘリン)の阻害は,細胞の感受性を増加させたCA4P。TECsはNECsよりもCA4Pに対してより感受性であると考えられた。TECにおけるVE-カドヘリンの発現パターンは,NECのそれと比較して異常であり,VE-カドヘリンはこれらの細胞における機能的異常を持つ可能性があることを示唆した。まとめると,これらの結果はCA4Pの腫瘍血管選択性は,TECでVE-カドヘリン機能障害に関連する可能性があることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： カドヘリン ,  *腫瘍 ,  共焦点顕微鏡 ,  *リン酸 ,  血流 ,  感受性 ,  血管 ,  機能障害 ,  *リン酸塩 ,  *内皮細胞
準シソーラス用語： 遺伝子発現パターン ,  脈管内皮 ,  遮断 ,  腫瘍血管 ,  *腫瘍組織 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： コンブレタスタチンA4リン酸 ,  内皮細胞 ,  イヌ ,  腫瘍 ,  VE-カドヘリン

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  血管系  (EJ04030O)

タイトルに関連する用語 (5件)： イヌ ,  腫瘍組織 ,  内皮細胞 ,  コンブレタスタチン ,  リン酸塩