文献
J-GLOBAL ID:201802282312495867   整理番号:18A0427080

除染の有効性と生鮮食品の超音波支援洗浄時の交差汚染のリスク低下【Powered by NICT】

Efficacy of decontamination and a reduced risk of cross-contamination during ultrasound-assisted washing of fresh produce
著者 (5件):
資料名:
巻: 224  ページ: 95-104  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0838B  ISSN: 0260-8774  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
細菌による生鮮食品の汚染は,栽培,収穫と収穫後処理中に起こることができ,収穫後処理のための現在の衛生アプローチは生鮮食品の表面に付着している可能性があることを病原性又は腐敗細菌の不活性化には十分ではない。本研究は生鮮食品の除染および生鮮食品の品質に及ぼすこれらの処理の影響を改善するために,界面活性剤と殺菌剤なしで超音波の役割を評価した。グラム陽性細菌株Listeria innocua,及びグラム陰性細菌株大腸菌O157:H7とPseudomonas fluorescensを本研究で試験した。接種した葉試料からの細菌濃度の減少は三種全ての株の10分まで超音波処理時間の増加とともに増加した。超音波処理単独と比較した場合,界面活性剤と超音波処理の組合せは,レタス表面からのE.coli及びL.innocuaの除去を有意に増加させなかったが,P.fluorescensの除去効率は同じ処理条件下で有意に増加した。超音波を用いた多重葉の同時洗浄の結果は,レタス葉個葉の処理と比較して全ての選択された株では約0.5log CFU/cm~2減少しからの正味の細菌減少を示した。同様に,超音波処理単独と比較して,複数葉の同時処理のための界面活性剤と超音波の組み合わせは,レタス葉の表面からのE.coli及びL.innocuaの除去を改善しなかったが,約1log単位によるP.fluorescensの除去を改善した。超音波洗浄中の潜在的交差汚染のリスクの評価は,超音波が非接種レタス表面への細菌付着を有意に減少させことを示唆した。適切な活性遊離塩素と超音波の併用は,非接種葉に接種した葉試料からのE.coli及びL.innocua細胞の移動を防ぐことができた。本研究におけるレタス品質特性の評価は,10min以下で超音波処理への曝露は,新鮮なレタスの品質に及ぼす有意な影響を及ぼさなかったことを見出した。,超音波処理は収穫後処理時の生鮮食品の安全性と品質を維持するために代替できる可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
野菜とその加工品  ,  果実とその加工品 

前のページに戻る