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J-GLOBAL ID:201802282641208429   整理番号:18A0206612

シプロフロキサシン耐性による臨床薬剤耐性株の能動排出遺伝子の転写に対する影響【JST・京大機械翻訳】

Transcription Changes of Active Efflux System in Clinical Multidrug-resistant E.coli Strains Induced by Ciprofloxacin Selective Pressure
著者 (6件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 1753-1760  発行年: 2017年 
JST資料番号: C2231A  ISSN: 0366-6964  CODEN: CMHPAI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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本研究では、シプロフロキサシン誘導による大腸菌臨床薬剤耐性菌株Y35、J45の能動排出遺伝子acrA、acrB、acrD、acrE、acrF、mdtA及び外排調節遺伝子marA、robA及びsoxS mRNAレベルに対する影響を研究した。微量のブロス希釈法を用いて、シプロフロキサシンのY35、J45に対する異なる誘導段階のMICを測定した。蛍光定量PCR法により、Y35、J45及び両者が誘導した10、20、30代の菌株の能動排出及び外排出調節遺伝子mRNAの相対転写量に対して測定を行った。結果は以下を示した。30世代の誘導により、シプロフロキサシンは誘導株に対してMICが2倍に増加し、256μg・mL-1Y35耐性株が10と30代に誘導された時、mdtA遺伝子を除いて、その他8つの遺伝子の転写量は1.20~96.07であった。誘導されない株と比較して,有意差があった(P<0.05またはP<0.01)が,acrD遺伝子の転写量は,最も有意に増加した。20世代において、acrA、acrB、marAは10代誘導株と比べ、転写量は低下したが、初代株の転写量より高かった。acrE,robA及びsoxS遺伝子の転写量は1.40~3.81で,未誘導株と比較して有意差があり(P<0.05又はP<0.01),J45耐性株が10世代になったとき,acrB及びacrF遺伝子の転写量は増加した。それらの転写量は,それぞれ,2.76と1.73倍であり,他の遺伝子の転写は減少した。20世代において、acrA、acrB、acrE、mdtA遺伝子の転写量は著しく増加し、それぞれ一次株の15.35、58.89、31.56、36.50倍であり、有意差があった(P<0.01)。30世代において、すべての検査遺伝子の転写量はいずれも初生株より大きく、acrF遺伝子の転写量が最も明らかに増加し、初代株の102.54倍であった。本研究により、シプロフロキサシンの誘導を長期的に使用することで、臨床薬剤耐性株のMIC値を増加させ、薬剤耐性を増強させることができることが明らかになった。シプロフロキサシンによる誘導は臨床薬剤耐性株の能動外排出遺伝子mRNAの転写量を増加させ、より強い薬剤耐性は能動的な排出ポンプによって産生される可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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微生物生理一般  ,  感染症・寄生虫症一般  ,  分子遺伝学一般 
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