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J-GLOBAL ID:201802283277559043   整理番号:18A0315580

北海道北部猿払村の沖積層コアの珪藻分析-塩分指数と電気伝導度の検討-

Diatom analysis of the uppermost Pleistocene to Holocene drilled core at Sarufutsu, northern Hokkaido, Japan: Investigation of salinity index and electrical conductivity
著者 (9件):
資料名:
巻: 72  号:ページ: 1-10  発行年: 2018年01月25日 
JST資料番号: F0193A  ISSN: 0366-6611  CODEN: CKKAA8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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北海道北部の猿払川流域の沖積層から,中湿原コア(全長33m,HU-SRN-1)とアカエゾ松林コア(全長9m,AEM-1)を採取し,堆積環境を明らかにするために放射性炭素年代や電気伝導度(EC)の測定,珪藻分析を行った。コアは層相に基づき下位より頁岩相,砂礫相,泥炭質シルト相,砂質シルト相またはシルト相,泥炭質砂質シルト相および泥炭相に区分される。本地域の完新世の堆積環境は下位より淡水域,汽水域,淡水域へと変化し,汽水化した原因は縄文海進によるものと考えられる。中湿原コアの海水流入開始は深度27m(標高-15.2m)付近で,その年代は約8,990cal BPと推定される。珪藻群集から求めた塩分指数とEC値の相関係数は0.38前後で,塩分指数の曲線は猿払湿原と北海道中央部の石狩平野の沖積層の対比の可能性を示唆している。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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堆積環境,層相  ,  第四紀 
引用文献 (48件):

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