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J-GLOBAL ID:201802283346445114   整理番号:18A0062994

東アジア上空での暖候期の大気河川と大雨との気候学的関係

Climatological Relationship between Warm Season Atmospheric Rivers and Heavy Rainfall over East Asia
著者 (4件):
資料名:
巻: 95  号:ページ: 411-431  発行年: 2017年12月15日 
JST資料番号: G0095A  ISSN: 0026-1165  CODEN: JMSJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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熱帯からの大気水蒸気の渦輸送は,中緯度における降雨とそれに関連した自然災害にとって重要である。大気河川(ARs),温帯低気圧と通常関連する非常に強い水分プルームは,中緯度北米及びヨーロッパの西海岸の地形にぶつかると,しばしば激しい降水量をもたらす。ARsはまた,北西太平洋上空で発生し,時に東アジアで洪水や地滑りの原因となる,しかしこの領域でもARsと大雨の気候学的関係は未だ不明である。本研究では,1958-2007年の期間の高分解能の日降雨観測と大気再解析データを用いて,東アジアにおける水循環へのARsの寄与を評価した。その発生頻度は低いにもかかわらず,ARsは春,夏,秋の間に総降水量の14~44%,極度の大雨のイベントの20~90%を占めていた。ARに関連の極端な降水イベントは,強い地形効果と低レベルの水分流動の安定した方向性のせいで,朝鮮半島と日本の地形の西から東南向きの斜面で特に顕著である。暖候期のARによる大雨とその前年の冬のエルニーニョとの強い関連は,1970年代以降に確認され,季節に先立って韓国と日本に対する豪雨リスクを予測する可能性を示唆している。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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大気大循環,熱帯気象 
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