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J-GLOBAL ID:201802284135044099   整理番号:18A0975656

クルクミンはBcl-2ファミリー仲介アポトーシスの調節により乳癌幹細胞におけるマイトマイシンC耐性を低下させる【JST・京大機械翻訳】

Curcumin reduces mitomycin C resistance in breast cancer stem cells by regulating Bcl-2 family-mediated apoptosis
著者 (6件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 84  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7315A  ISSN: 1475-2867  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:ウコン根茎Curcuma longa Linnから誘導された天然化合物,クルクミンは,抗癌および化学耐性低下生物活性を有する。乳癌幹様細胞(BCSCs)におけるBcl-2仲介アポトーシスの調節を介して,化学療法薬の感作におけるクルクミンの有効性を評価した。【方法】細胞生存をMTT分析を用いて測定した。アポトーシス関連蛋白質をウェスタンブロット分析を用いて観察した。アポトーシスをフローサイトメトリー分析とHoechst33258染色によって検出した。ミトコンドリア膜電位をフローサイトメトリー分析で観察した。【結果】BCSCsの伝播に対する能力は,継代に沿って徐々に減少し,5μmol/Lのクルクミンを含む5μmol/LのマイトマイシンC(MMC)で完全に失われ,MDA-MB-231細胞では5μmol/Lのクルクミンがあった。MMC処理と組み合わせたクルクミンは,抗アポトーシスBcl-2およびBcl-w発現のレベルを有意に減少させ,アポトーシスBax,Bak,Bad,BikおよびBim発現のレベルを増加させ,MCF-7BCSCsにおいてカスパーゼ-3およびカスパーゼ-9を活性化した。Bcl-2 siRNAの存在下で,アポトーシス率はクルクミンとMMCで処理した細胞で15%増加した。ミトコンドリア膜電位はクルクミンとMMCの併用処理を受けたMCF-7BCSCsにおいて約20%減少した。Bcl-2の組合せ誘導減少はWnt特異的阻害剤PFK115-584及びPI3k阻害剤LY294002の存在により調節された。結論:本研究は,クルクミンがMMCによって誘発された乳癌化学抵抗性を治療するための新しい治療薬を表す可能性があることを示す。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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細胞生理一般  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
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