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J-GLOBAL ID:201802284145078409   整理番号:18A0551536

風呂の残り湯を利用した家庭洗濯のLCA

LCA of Household Laundry Using Leftover Bath Water
著者 (2件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: 115-124(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: F0763A  ISSN: 0913-5227  CODEN: NKGAEB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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家庭用洗濯物のための風呂の残り湯を利用は,日本特有の習慣である。本研究では,家庭用洗濯物の実測値から計算したGHG(温室効果ガス)排出量とライフサイクルコストアセスメントをもとに,家庭用洗濯物を,風呂の残り湯と超濃縮液体洗剤を使用して達成した環境負荷の年間削減量を検討した。従来の洗濯方式(パルセータ式洗濯機,2.5kg/洗剤,粉末洗剤の洗濯物容量)と比較して,ドラム式洗濯機に切り替えることによって22%,また風呂の残り湯を利用することにより24%まで,GHG排出量を削減可能であることを示した。高温の風呂の残り湯の使用は,冬と春秋の間で同様の洗浄力を与えることも判明した。GHG排出量が最も少ない洗濯実践のパラメータは,風呂の残り湯,ドラム式洗濯機,超濃縮液体洗剤,およびバルク洗浄サイクルの使用であった。従来の洗濯の実践と比較すると,これは洗濯工程からの温室効果ガス排出量を59%削減し,コストを59%削減した。衛生的および安全上の配慮のため,風呂の残り湯を使用する場合は,洗剤の量を減らすことはできなかった。しかしながら,使用する水の量は半分にすることが可能であった。研究結果は,この洗濯方法が洗浄力レベルを維持しながらGHG排出量とコストを大幅に削減できることを確認した。(翻訳著者抄録)
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著者キーワード (12件):
分類 (2件):
分類
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建物内の給排水・衛生設備  ,  水源,取水,送水,配水,給水 
引用文献 (19件):
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