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J-GLOBAL ID:201802284500133998   整理番号:18A1115105

ヌクレオチド-オリゴマ化ドメイン-2を欠く通常のコロニー形成マウスのCampylobacter jejuni感染【JST・京大機械翻訳】

Campylobacter jejuni infection of conventionally colonized mice lacking nucleotide-oligomerization-domain-2
著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ:発行年: 2017年 
JST資料番号: U7487A  ISSN: 1757-4749  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】ヌクレオチド結合オリゴis蛋白質2(NOD2)は,細菌性ムラミルジペプチドの重要なセンサを構成し,Campylobacter C.jejuniを含む病原体に対する腸細胞および免疫細胞により産生される異なる抗菌ペプチドおよびメディエーターの発現を保証する。ここでは,より詳細にマウスC.jejuni感染中のNOD2の役割を明らかにした。【結果】静脈にコロニー化したNOD2欠損(NOD2-/-)マウスおよび対応する野生型(WT)対応物を,3日間連続してC.jejuni株81-176に感染させた。病原体は,WTとNOD2-/-マウスの両方に,14日後の感染(p.i.)までのみ散発的にコロニー化した。しかしながら,NOD2-/-マウスにおけるC.jejuniのわずかに高い罹患率は,C.jejuniコロニー形成を促進することが知られているより高い腸内大腸菌負荷を伴った。いずれの遺伝子型のマウスC.jejuni感染においても,肉眼的(臨床的)も顕微鏡的後遺症(結腸上皮アポトーシスのような)も観察されなかった。先天性免疫応答は,前者における好中球の低い結腸数により示されるように,C.jejuni感染NOD2-/-対WTマウスにおいてより明確に誘導されなかった。逆に,Tリンパ球を含む適応免疫細胞数は,結腸IL-6分泌の増加および前者の大腸におけるより高いTNFおよびIL-18mRNA発現レベルと平行したWTマウスと比較して,NOD2-/-の大腸で高かった。しかしながら,NOD2-/-マウスでのみ,結腸IL-22 mRNA発現は14日目にダウンレギュレートされた。生存可能な共生腸内細菌は,NOD2-/-マウスの腸間膜リンパ節と肝臓で排他的に検出されたが,腎臓と脾臓への細菌転移率は,NOD2に依存しなかった。特に,上皮バリア完全性に関与する重要な因子を構成するムチン-2の大きな腸mRNA発現レベルは,どちらの遺伝子型のナイーブおよびC.jejuni感染マウスにおいても同程度であった。結論:NOD2は,C.jejuni感染に対する従来のマウスの先天性および適応性前炎症性免疫反応のバランスのとれた調節に関与している。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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感染症・寄生虫症一般  ,  細胞生理一般  ,  微生物感染の生理と病原性  ,  微生物生理一般  ,  微生物の生化学 
引用文献 (55件):
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