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J-GLOBAL ID:201802285127565415   整理番号:18A0472090

雌ラットの顎関節および抗侵害受容作用への寄与におけるプロプラノロールの抗炎症効果【Powered by NICT】

Anti-inflammatory effects of propranolol in the temporomandibular joint of female rats and its contribution to antinociceptive action
著者 (6件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 572-582  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2571A  ISSN: 1090-3801  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:β遮断薬は,顎関節(TMJ)疼痛を減少させた。もTMJ炎症を減少させるかどうか,もしそうなら,この抗炎症効果はその鎮痛作用に寄与するかどうかを調べた。【方法】著者らは,雌ラットの顎関節における炎症剤カラジーナンとβ遮断薬プロプラノロールの併用投与後の炎症応答の多くのパラメータを測定した。TMJにおけるβ-アドレナリン受容体の活性化は炎症性応答により,少なくとも部分的に媒介される侵害受容を誘導することを仮定した。この仮説を試験するために,著者らはサリドマイドとフコイダンで前処理した雌ラットにおけるTMJにおけるβ-アドレナリン受容体の活性化により誘発された侵害受容応答を検討した。【結果】著者らは,雌ラットのTMJにおけるカラジーナンを用いたプロプラノロールの同時投与は血しょう管外遊出,好中球遊走及び炎症性サイトカインTNF-α,IL-1β及びCINC-1の放出のようなカラギーナンによって誘発される炎症反応のいくつかのパラメータを有意に減少させることを見出した。さらに,TMJにおけるβ-アドレナリン受容体作動薬イソプロテレノールの注入は,サリドマイド,フコイダンとプロプラノロールの同時投与ではなくα-アドレナリン受容体拮抗薬フェントラミンの有意に減少したことを侵害受容を誘導した。【結論】プロプラノロールは雌のTMJにおけるその抗侵害受容作用に寄与する抗炎症作用を持っている。意義:β遮断薬は鎮痛効果に寄与する顎関節(TMJ)に抗炎症効果を持っている。本研究の結果は,β遮断薬は,TMJの疼痛状態を治療するために使用できることを示唆し,それらは炎症過程と関連している。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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神経の基礎医学  ,  歯の基礎医学 
物質索引 (1件):
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