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J-GLOBAL ID:201802285456294185   整理番号:18A1846631

相互kit-build概念マップ:相互理解を共有するペアでの議論を推進するためのアプローチ

Reciprocal Kit-Build Concept Map: An Approach for Encouraging Pair Discussion to Share Each Other’s Understanding
著者 (4件):
資料名:
巻: E101.D  号:ページ: 2356-2367(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0469A  ISSN: 1745-1361  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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能動協調学習は,能動教育および能動学習戦略であり,そこでは,互いに詳細な説明を与える学習者が,最も多く学習できる。しかながら,学習者が協調学習において,自身の理解を詳細に説明することは困難である。本論文では,”相互KBマップ”と称するKit-Build概念マップ(KBマップ)の協調利用を提案した。ペアでの議論に対する相互KBマップにおいて,最初に,2人の参加者は彼らの理解を表現する自身の概念マップを作成した。次に,彼らは地図の構成要素を交換して,構成要素を用いてマップを再構築することを互いに要求した。オリジナルのマップと再構成したマップの間の差は,KBマップの利点として自動的に診断した。相互KBマップは,互いの理解を認識するペアの議論を推奨し,有用な議論を行うと考察した。本論文で述べた実験では,相互KBマップをペアの議論を支持するために使用し,従来の概念マップによって支持されたペアの議論と比較した。大学生の19のペアに,彼らの議論に従来の概念マップを用いることを要求し,一方大学生の20のペアは,相互KBマップを用いて同じ話題を議論した。実験結果を,3つのメトリックスである,議論スコア,類似性スコアおよび質問,を用いて分析した。議論における話の価値を調べる議論スコアは,相互KBマップは,従来の概念マップと比較してパートナーの間でより効果的な議論を促進できることを証明した。概念マップの類似性を評価する類似性スコアは,相互KBマップは,従来の概念マップと比較して,パートナーのペアを推進し,互いにより良く理解できることを実証した。最後に,質問により,相互KBマップは,円滑に議論において協力するパートナーのペアを支援でき,参加者は,互い理解を共有するために,この方法を受け入れたことを示した。これらの結果により,相互KBマップは,互いに理解し,効果的な議論を推進するために,パートナーのペアを励ます有望なアプローチであることを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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人工知能 
引用文献 (37件):
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