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J-GLOBAL ID：201802285513396966   整理番号：18A0556662

自動車軽量化へのマルチマテリアル化と異種材料の接着,接合技術 CFRPと各種金属との接着・接合技術

著者 (1件)： 中田一博 (大阪大)
資料名： 月刊車載テクノロジー  (車載テクノロジー)
巻： 4  号： 5  ページ： 42-46  発行年： 2017年06月30日 
JST資料番号： F1332A  ISSN： 2432-5694  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・金属板と樹脂板を重ね合せ,高速回転するツールを金属側に押付けて発生する摩擦熱によって熱圧着する摩擦重ね接合法(FLJ法)の紹介。
・ポリアミドなど極性官能基を有する樹脂は,表面処理無しのAl合金,軟鋼,ステンレスと高強度の接合が可能。
・極性官能基の無いポリエチレン,ポリプロピレンの接合には,ポーラスアルマイトなどの表面処理が必要。
・接合のメカニズムは,分極した極性官能基と酸化物層間の水素結合及び表面の細孔に侵入した樹脂によるアンカー効果。
・水素結合よりも高い接合強度の実現には,シランカップリング反応による化学結合力の利用が有効。

シソーラス用語： *自動車車体構造 ,  軽量化 ,  アルミニウム合金 ,  自動車 ,  *接合 ,  *繊維強化プラスチック ,  炭素繊維 ,  接着 ,  摩擦熱 ,  表面処理 ,  ポリアミド ,  ポリエチレン ,  ポリプロピレン ,  *金属材料
準シソーラス用語： 異種材料 ,  自動車材料 ,  自動車製造 ,  アンカー効果

分類 (5件)： 自動車製造  (QG08000M) ,  自動車材料  (QG03080N) ,  自動車設計・構造・材料一般  (QG03010O) ,  接着  (WC07020V) ,  自動車材料  (YH06050M)

引用文献 (14件)：

• 例えば,「BMW7シリーズ,骨格心材へのCFRP適用で130kg軽量化」日経テクノロジー online,(2015年10月12日)
• 「異種材料一体化のための最新技術~溶接・接着剤・一体成形・加飾~」,サイエンス&テクノロジー,(2012年1月)
• 「異種材料接合,何でもくっつける技術が設計を変える」,日経BP社,(2014年12月)
• 日経ものづくり:設計をここまで変える金属・樹脂接合,2011年11月号66-69
• 中田一博 他,特許第817140号(2015年10月9日),特願2011-035001,金属部材と樹脂部材との接合方法

タイトルに関連する用語 (5件)： 自動車 ,  軽量化 ,  マルチマテリアル ,  異種材料 ,  CFRP